菅氏の地方重視に期待=自民総裁選出で知事ら

 自民党総裁に菅義偉官房長官が選出されたことに対し、各地の知事からは「総務相も経験し、地方の実情にも大変詳しい。地方創生の推進へ力添えをしてもらえる」(長崎県の中村法道知事)といった期待の声が相次いだ。

 菅氏は、地方行財政を担当する総務相に加え、地方の出身で、横浜市議を務めた経歴を持つ。「秋田出身の苦労人で、地方のことをよくご存じ」(静岡県の川勝平太知事)、「地方行政を十分知り尽くしている方」(長野県の阿部守一知事)などと前向きな受け止めが出ている。

 新型コロナウイルスへの対応が引き続き重要課題であることを踏まえ、愛知県の大村秀章知事は「課題山積だが、特に新型コロナ対策をしっかりやってほしいというのが国民の声だ」と求めた。全国知事会の飯泉嘉門会長(徳島県知事)は「地方と心を一つに、徳島そして全国知事会からの政策提言を具現化することを強く期待する」と要請した。

 一方で、沖縄県の玉城デニー知事は、「米軍普天間飛行場の危険性除去と名護市辺野古への移設問題など、沖縄県が抱える問題に真摯(しんし)に向き合い、対話による解決の場をつくることに尽力してほしい」と訴えた。 【時事通信社】