共産22年ぶり他党首に投票=国民、社民も枝野氏―首相指名

共産 22年ぶり他党首に投票

 16日の衆参両院本会議で行われた首相指名選挙で、共産、国民民主、社民各党は、立憲民主党の枝野幸男代表に投票した。共産党が他党の党首に票を投じたのは決選投票を除き、1998年の菅直人旧民主党代表以来、22年ぶり。日本維新の会は片山虎之助共同代表だった。

 衆院では、無所属の下地幹郎氏ら2人が自民党の菅義偉総裁を、旧立憲を除籍された高井崇志氏ら無所属の3人が枝野氏を選んだ。会派「希望の党」の2人は同会派所属の中山成彬氏に入れ、NHKから国民を守る党の丸山穂高氏は自民党の小泉進次郎環境相に投じた。

 参院ではれいわ新選組や会派「沖縄の風」、「碧水会」、無所属の上田清司氏ら9人が枝野氏、会派「みんなの党」の渡辺喜美氏ら2人と、増子輝彦氏ら無所属2人が菅氏に投票。自民党の関口昌一参院議員会長と国民会派の柳田稔氏、無所属の須藤元気氏は白票だった。関口氏は記者団に「間違って提出した」と釈明した。

 衆院議員の河井克行被告と秋元司容疑者、参院議員の河井案里被告はいずれも勾留中のため欠席した。投票結果は次の通り。(敬称略)

 【衆院】菅義偉314▽枝野幸男134▽片山虎之助11▽中山成彬2▽小泉進次郎1▽投票なし3

 【参院】菅義偉142▽枝野幸男78▽片山虎之助16▽伊藤孝恵1▽白票3▽欠席4▽投票なし1。 【時事通信社】