自民・岸田氏が2冊目出版=「次の戦いに備えたい」

自民・岸田氏が2冊目出版=「次の戦いに備えたい」

2冊目の著書を出版した自民党の岸田文雄前政調会長(中央)=15日午後、東京都千代田区

 自民党の岸田文雄前政調会長は15日、2冊目となる著書「核兵器のない世界へ 勇気ある平和国家の志」を出版した。広島県が地元の岸田氏は、核軍縮や核廃絶の推進がライフワーク。来年想定される総裁選に向け、相次ぐ著書出版で自身の信念や国家観をアピールする狙いがある。

 岸田氏は初の著書「岸田ビジョン 分断から協調へ」を9月に出版したばかり。この日は東京都内の書店を訪れて自ら本を購入し、サイン会も行った。

 著書では、核拡散防止条約(NPT)に対する日本のさらなる関与を示す必要性を強調。日本が主導して「核の平和利用のための国際会議」を開催し、米中間の橋渡し役や、多国間の核軍縮交渉の調整役となることも提案した。

 岸田氏はサイン会後、記者団に「私の考え方、取り組みを多くの皆さんに知ってもらう一つのきっかけになればと期待している。こうした積み重ねを続けることで、次の戦いの機会に備えたい」と語った。 【時事通信社】