訪日観光客振興、年内に対策=農林水産品輸出で地方活性化―菅首相

 菅義偉首相は16日、東京都内で講演し、新型コロナウイルスの世界的大流行の影響で訪日外国人旅行者(インバウンド)が激減したことを受け、訪日客受け入れに向けた振興策を年内に取りまとめる方針を明らかにした。

 首相は、訪日外国人客数を2030年に6000万人に拡大するとした政府目標を堅持する考えを強調。「何とかインバウンドを復活させたい。6000万人の目標に向け、年内にも対策を取りまとめたい」と述べた。

 首相はまた、農林水産品の輸出もてこ入れを図る方針を説明。「25年に(輸出額)2兆円、30年には5兆円の目標を掲げており、実現することで地方の所得を引き上げたい」と述べ、地方経済の活性化につなげる考えを示した。 【時事通信社】