小池都知事「任期延長」策

小池百合子都知事の任期を特例法で東京五輪終了まで延長?二階俊博氏が画策か

記事まとめ

  • 二階俊博氏は小池知事の任期を特例法で東京五輪終了まで延長することを考えているそう
  • 任期は20年7月30日までだがパラリンピック終わる9月6日以降に都知事選を実施する狙い
  • 95年の阪神淡路大震災時に4月選挙を延期した前例もあり、自民党にとって得策だという

小池都知事「任期延長」策

小池都知事「任期延長」策

(提供:週刊実話)

別の二階側近が漏らす。

 「二階氏の本音はもう一つ別のところにある。小池都知事の任期を特例法で東京五輪終了まで延長することです」
 小池都知事の任期は’20年7月30日。東京五輪は7月24日開幕だから、混乱を避けるため任期と選挙を国家特例法で五輪後にする。つまり、パラリンピックが閉幕する9月6日以降に都知事選を実施するのだ。

 「安倍政権と自民党にとっても特例延長は得策です。’95年の阪神淡路大震災時に4月選挙を延期した前例もある。二階氏はそれを臭わせているのです」(同)

 福岡県知事選(4月7日投開票)は麻生太郎副総理兼財務相が担ぐ候補に、自民党内の反麻生勢力が対抗する完全な分裂選挙だ。

 自民党幹部が解説する。
「福岡のドンを自認する麻生氏は過去の選挙で反麻生の動きをした小川洋県知事潰しで厚労官僚OBの武内和久氏を擁立した。しかし、党内の事前調査では小川氏が圧倒的に優勢だった。それでも、麻生氏は安倍首相に直談判し強引に武内氏の党推薦を得た。小川氏には地元で反麻生の武田良太氏、鳩山二郎氏、鬼木誠氏の3代議士が付いた。山崎拓元副総裁、古賀誠元幹事長、太田誠一元農水相も支援している。公明党は自主投票というが、創価学会の山本武総九州長が小川支持の『県民の会』世話人になったことで、事実上の小川支持に回った。県知事選をめぐり、麻生包囲網が出来上がりつつある」

 武田、鳩山両氏は二階派。また、鳩山氏は父・邦夫氏の弔い合戦の’16年福岡6区補選で麻生氏が擁立した候補者とがちんこで対決し、勝利を収めている。この時、裏で鳩山氏を全面支援したのが菅氏。今回も二階・菅VS麻生の構図だ。
「’16年補選で菅氏は邦夫氏と結成した安倍首相を支える国会議員グループ『きさらぎ会』の縁で二郎氏を支援したのです。今回もそのラインが反麻生で結集。武内氏が敗れると、麻生氏の求心力は落ち、政治生命の危機を迎える」(同)
 そんな周囲の心配をよそに麻生氏は意気軒高だ。

 「県知事選は厳しい戦いになると見ているのは事実。しかし、万が一、敗れても次を狙っている。次とは衆院選での武内氏擁立だ。ターゲットは反党行為をした福岡6区の鳩山二郎氏。武内氏は地元福岡生まれで久留米大附設中・高、東大法卒の超エリート。武内を地元代議士に、という動きが久留米附設OBや福岡財界で起きつつある。県知事選敗北で“麻生は終わり”というのは反麻生派の遠吠えですよ。菅氏や二階氏にやられっぱなしで、政界引退はできないと麻生氏は超強気です」(麻生派幹部)

 分裂選挙は遺恨を残す。

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