6月19日党首討論後に解散か 衆参ダブル選挙風を煽る面々

6月19日党首討論後に解散か 衆参ダブル選挙風を煽る面々

(提供:週刊実話)

令和初の党首討論が6月19日に開催される見通しとなった。「これを機に安倍首相が解散に打って出る可能性が高い」という解散風が政界で一気に強まっている。永田町の長老、雀らが赤坂界隈で夜な夜な跋扈、額を突き合わせては密談を始め「解散風」をさらに煽っているという。

 自民党関係者が党首討論解散の背景を解説する。
「安倍首相は過去の経緯から、森友・加計学園疑惑など、国会で答弁したことを蒸し返されるだけと党首討論に消極的だった。それが一転、自民党国対筋が開催をにおわせ始めた。国会会期末直前であることから、安倍首相が討論をきっかけに“衆院解散に言及するのでは”との観測が高まっているのです」

 野党は次の参院選に向け存在感を示すため、内閣不信任案提出を検討。対する菅官房長官は会見で「不信任案」への質問に「これが衆院解散の大義に当然なる」との認識を示し、解散風が俄然吹き出したのだ。
「ただ、野党の不信任案にそのまま乗るのではあくまで野党ペース。そこで安倍首相は党首討論で野党を挑発し、内閣不信任案を提出させるように持っていけば、政権ペースで解散できると踏んだようです。民主党政権時の野田佳彦首相が2012年、党首討論で定数削減と財政再建を自民党が飲むことで衆院解散に言及、2日後に解散した経緯もありますから」(同)

 国会会期末は6月26日。19日党首討論、21日に解散なら7月4日に公示、7月21日が投開票日となる。
「大阪サミットが6月28、29日、8月は旧盆休みや平和祈念式典が続く。その間隙を縫って6月19日党首討論、2日後に解散なのです」(自民党幹部)

 一部では否定的な見方もあるが、解散風に合わせるかのように動き出したのが二階幹事長だ。5月22日夜、小泉元首相、山崎元副総裁、武部元幹事長、小池都知事らと会食しているのだ。
「会合は以前から決まっていたというが、衆参ダブル選挙が騒々しくなって組まれた日程です。当然、会は衆参ダブル選挙の話でもちきりだったようです。出席者全員がダブル選挙は既定路線で、自民党の団結結束で大いに盛り上がった。二階幹事長は現情勢と安倍首相がなぜダブル選挙を決断しつつあるかの裏話を披瀝し、自民圧勝とはしゃいだようです」(政治部記者)
「確かに、いまダブル選挙なら野党は壊滅の可能性が高い。野党は参院選で手一杯。衆院選候補者は半分も揃わないでしょう。だから安倍首相は強気なのです」(自民党官邸筋)

 官邸、自民党、同OBらの盛り上がりの前に、総合選挙対策本部長の相談役に就任した剛腕・小沢一郎氏はどう打って出るのか。

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