空き家に住むと家賃の一部を補助 松田町が定住促進策

 松田町は9月から、子育て世帯や1人暮らしの若者らを対象に、新たな定住促進策を始めた。町の空き家バンクに登録された賃貸物件に住めば、家賃の一部を商品券で補助。若い世代が町内で住みやすくなるようにし、定住人口の増加につなげたい考えだ。

 対象は18歳以下の子どもを扶養し、同居している世帯、または18歳以上40歳以下の単身世帯。町内に2年以上住むことや自治会に加入することなどを条件に、空き家バンクに登録されたアパートや一戸建て住宅を賃貸すれば、月額家賃の2分の1と同額の商品券を、上限1万円まで最大1年間交付する。

 町は定住促進策として2011年度から、住宅を新築・購入あるいは親と同居した町民らに奨励金を交付している。14、15年度の申請者にアンケートを実施したところ、半数が町内で新築・購入する前に、町内外の賃貸物件を利用していることが分かった。「定住者を増やすためには、賃貸の段階から町内を選びやすくする仕組みが必要」(町定住少子化担当室)と、今回の補助制度を企画、県の補助金も活用して15件分(90万円)の予算を確保した。

 小田急線沿線には大学もあることから、同室は「学生寮に住んでいる大学生の入居も促したい」と意気込んでいる。

 問い合わせは、同室電話0465(84)5541。