補正予算など21議案を提案 神奈川県議会

補正予算など21議案を提案 神奈川県議会

神奈川県庁

 神奈川県議会第3回定例会は8日開会し、県は2020年東京五輪セーリング競技江の島開催の関連事業費などを盛り込んだ総額1億7800万円の2016年度一般会計補正予算案や、水源環境保全税の適用期間を5年延長する県税条例改正案など計21議案を提案した。会期は12月20日までの104日間。

 本会議では、相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件の被害者に全員で黙祷(もくとう)。黒岩祐治知事も議案提案説明で事件に触れ、「園の機能回復に向けた方向性の確定、入所者の生活環境の改善など早急に対応を進めている。再発防止と園再生のため、できる限りのことをしていく決意を持ち、対処していく」と述べた。


◆相模原殺傷・再発防止決議を全会一致で可決
 県議会は8日の第3回定例会本会議で、相模原市緑区の障害者施設の殺傷事件を受けた「再発防止と共生社会の実現を目指す決議」案を全会一致で可決した。

 決議では、県設置施設で多くの命が失われたことに対し、「深い反省に立ち、原因究明に向けた徹底的な検証を行い、凄惨(せいさん)な事件を二度と繰り返すことのないよう関係機関とさらに連携強化し、早急に再発防止策を構築していく決意を新たにしている」と明記。

 障害者への理解促進と人権尊重に向けて、「啓発活動、障害者福祉施設の充実に努め、県民一人ひとりがかけがえのない命の尊さを自覚し、ともに生きる喜びを分かちあうことのできる共生社会の実現を目指し、全力を尽くすことを誓う」としている。