保健医療福祉センター建設「難しい」 鎌倉市長が見解

 鎌倉市の松尾崇市長は13日、乳幼児健診や健康相談指導などを受ける健康づくりの拠点として市が検討してきた保健医療福祉センター(仮称)の建設に関し、財政状況や公共施設再編の必要性などを理由に「大きな一つのセンター建設は予定していない。現実的にはかなり難しい」との見解を示した。同日の市議会定例会本会議で、吉岡和江氏(共産)の一般質問に答えた。

 保険医療福祉センターの建設構想は、市長の諮問機関である保健医療対策審議会が1992年に出した答申に盛り込まれた。その後も「初期救急医療や災害時の危機管理の充実のためセンター整備は急務」などとする答申が示されてきた。

 健康づくりの拠点整備はこれまで市の第3次総合計画にも位置づけられ、市が必要な機能や課題の整理を進めていたが、具体的な進展はほとんどなかった。松尾市長は「健康長寿に寄与できる機能を満たすためにできることを進めたい」としている。