エアコン完備「早期は困難」 二宮町、小中5校で

 二宮町は14日、町立小中学校計5校で進まないエアコン設置について「優先順位を高くしたいが、(ほかの課題を含め)限られた財源のなかでやりくりを検討する必要がある」と慎重な姿勢を崩さなかった。この日開かれた町議会第3回定例会で、前田憲一郎氏(無所属)の一般質問に答えた。

 現状は職員室と保健室、パソコン教室などには設置されているが、普通教室全74室には扇風機のみ。県内の小中学校の設置率は約55%だが、近隣では秦野市や中井町などが完備している。二宮町側は今夏に設置された愛川町を参考に、10年リース方式で約1億7千万円がかかると試算した。

 二宮町側はエアコン設置の必要性は認めながらも、予算の捻出が厳しいことや、10年以内に学校規模適正化の検討を行うことなどを挙げて早期設置の難しさを説明した。