耐震補強で工期変更 旧鎌倉図書館

 学童保育施設として保存活用することが決まっている旧鎌倉図書館(鎌倉市御成町)について市は21日、大幅な耐震補強を行うにあたり工期を変更する方針を明らかにした。耐震診断で大地震時に倒壊する可能性を指摘されたためで、施設完成は早くとも2019年3月となる見通し。同日の市議会総務常任委員会で報告した。

 外部の設計事務所が実施した耐震診断の結果では旧図書館の評価は0・09で、「震度6強以上の大地震で倒壊する可能性が高い」とされる0・7を大幅に下回った。耐震補強を含む工事全体の費用は約2億5千万円と試算した。

 市は安全確保に慎重に対応するとして、本年度は3〜4カ月をかけて大まかな基本設計を実施。より詳細な設計や発注は来年度に行うという。

 旧図書館は木造3階建てで1936年建設。一時解体・撤去が検討されていたが、市が一転して保存を決めていた。