太平洋で軍備増強へ 米政府、在沖基地移転を強調

 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】カーター米国務長官は29日、カリフォルニア州で演説し、オバマ政権が掲げるアジア重視の「リバランス」政策を今後も推進する方針を表明した。中国の海洋進出や北朝鮮による核・ミサイル開発を受け、アジア太平洋地域で軍備を増強すると強調。在日米軍は装備の近代化を進め、基地が集中する沖縄から海兵隊を米軍の戦略的なハブとしてオーストラリア、ハワイ、グアムに移転する再編を始めていると強調した。

 カーター氏は「地域で最も強い軍事力を維持するために投資を増やす」と強調した。新型戦略爆撃機B21の開発生産に5年で120億ドル(約1兆2千億円)を投じるとした。