オスプレイ配備4年 離着陸は増加傾向 低周波被害の懸念も

オスプレイ配備4年 離着陸は増加傾向 低周波被害の懸念も

米軍普天間飛行場を離陸する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=16日午後0時42分、宜野湾市

 【宜野湾】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが宜野湾市の普天間飛行場に配備されて1日で4年が経過した。沖縄防衛局の目視調査によると、2015年度は同飛行場で2363回の離着陸が確認された。14年度から372回減ったものの、配備当初の1年間(12年10月〜13年9月、1245回)と比べると約1・9倍に増えている。

 配備された12年10月から13年3月までの半年間で確認された離着陸は676回。半年ごとに見ると、13年度前期は569回、同後期は1094回、14年度前期は1567回、同後期は1168回、15年度前期は1011回、同後期は1352回だった。増減を繰り返しながら、全体的に増加傾向をたどっている。

 低周波(100ヘルツ以下)による健康被害の恐れも指摘される。頭痛や吐き気を催す恐れがある圧迫感や建具のがたつきなどを引き起こすといわれる。琉球大の渡嘉敷健准教授は「4年でオスプレイの訓練域が広がり、状況は悪化した。学習環境にも影響を及ぼしていることが明らかになっている」と指摘した。

 日米政府が合意した航空機騒音規制措置も形骸化。飛行が制限されるはずの午後10時以降も騒音が連日発生し、市民からの苦情が市に寄せられている。

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