エジプト出身男性「今がチャンス」と告示3日前に出馬決意、県内初の外国出身議員に

エジプト出身男性「今がチャンス」と告示3日前に出馬決意、県内初の外国出身議員に

当選証書を受け取るスルタン氏(19日、庄内町役場で)

 18日に投開票された山形県庄内町長選と町議補選(欠員1)の当選証書付与式が19日、庄内町役場で行われた。

 町議補選では、エジプト出身の自動車販売業スルタン・ヌール氏(49)が初当選した。県選挙管理委員会によると、外国出身の県内議員は、戦後の県議と、記録が残る1992年以降の市町村議員で、初めてとみられるという。

 スルタン氏は、当選証書を受け取り、「住民の意見を聞き、みんなで力を合わせて、まちづくりを頑張りたい」と抱負を述べた。

 2001年に来日し、鶴岡市内で水泳指導などに従事して、13年に日本国籍を取得した。16年から庄内町に移り住み、現在の仕事をしている。

 町で暮らし、小児医療体制、スポーツ環境などに「足りないところがいっぱいある」と感じていた。告示3日前に「今がチャンス」と出馬を決め、5日間の選挙運動で町内を2巡して支持を訴えた。「農家の人に頑張れと言われて、うれしかった。若者が地元に就業し、高齢者が活動しやすいまちにしたい」と意気込む。

 町長選に初当選した富樫透氏(58)も出席し、当選証書を受け取った。

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