岸田氏、党運営の透明化へ「ガバナンスコード」…憲法改正にも意欲

岸田氏、党運営の透明化へ「ガバナンスコード」…憲法改正にも意欲

岸田文雄氏 憲法改正に意欲

岸田氏、党運営の透明化へ「ガバナンスコード」…憲法改正にも意欲

自民党総裁選に向け、読売新聞のインタビューに応じる岸田文雄・前政調会長(14日、国会内で)=源幸正倫撮影

 自民党総裁選に出馬表明している岸田文雄・前政調会長は14日、読売新聞のインタビューに応じ、新総裁(首相)に就任した場合、党運営の透明化に向けた指針「ガバナンスコード」を定め、「政治とカネ」をめぐる問題への対応を厳格化する方針を表明した。

 ガバナンスコードは、組織運営の基本方針や幹部の権限などを定めるもので、企業やスポーツ団体などが運用している。岸田氏は「自民党にもガバナンスコードがあってもいい」と述べ、有識者の会議を設置し、策定を目指す考えを示した。

 岸田氏は、2019年の参院選を巡る買収事件で有罪が確定した河井案里氏(自民を離党)側に党本部が支出した1億5000万円に関し、使途の説明を徹底的に行うべきだとの立場だ。ガバナンスコードを通じ、党の説明責任を明確化する狙いがあるとみられる。

 また、岸田氏は憲法改正について、「(自身の)総裁任期中に憲法改正を目指し、努力する」と強い意欲を示した。自衛隊の根拠規定明記や緊急事態条項の創設などを盛り込んだ党改憲案の4項目については、公明党などと合意が得やすいものから優先して進めることも「現実的な対応としてある」と語った。

 これに先立ち、岸田氏は報道各社のインタビューで、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記と会談を行う可能性について、「直接会うことも大切な選択肢だ」と語った。

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