小野寺元防衛相「防衛予算を増やす必要ある」…YIESで安全保障の課題議論

小野寺元防衛相「防衛予算を増やす必要ある」…YIESで安全保障の課題議論

「読売国際会議」のパネルディスカッションで意見を述べ合う(左2人目から)小野寺五典氏、高見沢将林氏、廣瀬陽子氏(22日、東京都千代田区で)=米田育広撮影

 読売国際会議2022(読売国際経済懇話会=YIES、読売新聞社共催)が22日、東京都内で開かれた。「ウクライナ侵略―動揺する国際秩序」をテーマに小野寺五典・元防衛相、高見沢将林・前軍縮大使、廣瀬陽子・慶応大教授が安全保障上の課題や取り組むべき政策について議論した。

 小野寺氏は、東アジアの安保環境について、「30年前は圧倒的に日本に優位性があったが、今は大きく崩れつつある」と指摘し、「防衛予算を増やす必要がある」と述べた。

 高見沢氏は「サイバーは領域という概念がなく、攻撃と防御の概念も曖昧だ。まったく新しい発想で強化していくべきだ」と語った。廣瀬氏は、岸田首相が6月に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席したことを評価し、「米国一辺倒ではなく、より広い形での連携を考えていくべきだ」と訴えた。

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