中東安定化へ日米が努力…茂木外相「米の自制的な対応を評価」

 【サンフランシスコ=浅野友美、中島健太郎】訪米中の茂木外相は14日昼(日本時間15日未明)、サンフランシスコ近郊でポンペオ米国務長官と約1時間半、会談した。両氏は、米国とイランが対立する中東情勢について議論し、地域の安定化に向け、外交努力を継続することで一致した。

 茂木氏は会談で、イランによる在イラク米軍基地への攻撃に対して米国が反撃を控えたことを念頭に、「日本としてすべての関係者に緊張緩和のための外交努力を求めている。米国の自制的な対応を評価する」と述べた。

 海上自衛隊部隊の中東派遣については、茂木氏が、P3C哨戒機2機を今月11日に派遣したことや、護衛艦「たかなみ」を2月2日に派遣するなど日程や内容を詳細に説明した。

 ポンペオ氏は、自衛隊派遣や安倍首相の中東歴訪など日本の取り組みを評価した。両氏は中東での事態の悪化を回避すべきだとの考えで一致し、関係国と緊密に連携して緊張緩和に向けて協力していくことを確認した。

 また両氏は、日米安全保障条約が今月19日で締結から60周年を迎えることを歓迎し、今後も同盟強化を進めていくことで一致した。

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