菅さん同級生「義偉は秋田の誇り」…初の首相誕生へ、総裁選中継会場に歓声

菅さん同級生「義偉は秋田の誇り」…初の首相誕生へ、総裁選中継会場に歓声

菅官房長官の出身地・湯沢市で行われた自民党総裁選のパブリックビューイング(14日午後2時17分)=武藤要撮影

 14日の自民党総裁選で新総裁に選ばれた秋田県湯沢市出身の菅義偉官房長官(71)。菅氏は16日、県出身者としては初めて首相に選出される。故郷の関係者らからは、「ふるさとの誇りだ」「国民のためになる政策を」と喜びと期待の声が上がった。

 同市内のホテルではこの日、地元後援会組織「菅義偉秋田ふるさと後援会」と母校・湯沢高校の同窓会が総裁選の模様を中継するパブリックビューイング(PV)を開催。後援会関係者や同級生ら計約130人が詰めかけ、午後2時過ぎから始まった総裁選の投開票作業を見守った。

 午後3時20分過ぎ。菅氏の選出が決定すると、会場からは拍手がわき起こった。その後、全員で万歳をして祝福し、地元出身首相誕生の可能性が高まったことへの喜びを分かち合った。

 菅氏の湯沢高校時代の同級生で、同後援会事務局長の倉田光二さん(72)は、「義偉は秋田や湯沢の誇りだ。たたき上げでここまで来たことは地元の人に勇気を与える」と話した。総務相時代の菅氏から「反骨精神」としたためた色紙をもらったといい、「『反骨』の気持ちを忘れず、国民のためになる政策を実行していってほしい」と話した。

 高校時代の同級生で、元同市議会議長の伊藤陽悦さん(72)は「重責が続く中で本当によくここまで来た」と感慨深げに語った。数年前に東京に菅氏を訪ねた際、官房長官の責務を果たしつつも「大変だよ……」とこぼした姿を覚えているといい、「緊急事態での登板でもっと大変だろうが、日本のために頑張ってほしい」とエールを送った。

 県看護連盟元会長の菅レイ子さん(78)は、同連盟の要望活動や会合で上京した際に頻繁に顔を出してくれたことを思い出す。「周囲の話に耳を傾ける姿勢を大切にして、新型コロナウイルス対策など課題山積の日本でかじを取ってほしい」と期待した。

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