西村氏、緊急事態宣言は「追加もある」…「最後の船」発言は否定

西村氏、緊急事態宣言は「追加もある」…「最後の船」発言は否定

西村氏"最後の船"発言は否定

西村氏、緊急事態宣言は「追加もある」…「最後の船」発言は否定

参院内閣委員会の閉会中審査で答弁する西村経済再生相(右は分科会の尾身会長)(14日午前、国会で)=源幸正倫撮影

 西村経済再生相は14日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が拡大している広島市について、緊急事態宣言の対象区域に準じた支援を行う地域にする方針を明らかにした。

 飲食店への午後8時までの営業時間短縮要請や不要不急の外出自粛要請など、同市が宣言対象区域に準じる措置を講じることを条件に、店舗への協力金を1日最大6万円に引き上げる。患者を受け入れる病院向けの補助金も上積みする。新型インフルエンザ対策特別措置法に基づき、今月7日に発令された緊急事態宣言の基本的対処方針に沿った措置だ。

 一方、西村氏は14日の参院内閣委員会の閉会中審査で、宣言について「感染状況次第では追加もある」と述べ、対象区域をさらに広げる可能性に言及した。

 その場合、「地域の感染状況や医療の逼迫(ひっぱく)状況、保健所の公衆衛生の体制を含めて判断する」と語った。全国への対象拡大に関しては「東北地方や山陰地方は感染が低く抑えられている。慎重に考えなければいけない」と強調した。

 対象区域の拡大を巡っては、福岡県の小川洋知事が12日に西村氏から電話で「(宣言の)追加指定は考えていない。最後の船だ」と告げられたと記者団に説明し、その後に「大臣の発言ではなかった」と撤回した。これに関し、西村氏も14日の閉会中審査で「『これが最後の船だ』という発言は一切していない」と否定した。

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