公明との連立という枠組みを考えるべき〜衆参3つの選挙で与党全敗

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(4月27日放送)にジャーナリストの有本香が出演。与党全敗となった衆参3つの選挙について解説した。

定例会見に臨む公明党の山口那津男代表=2018年4月3日午前、国会内 写真提供:産経新聞社

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政治 衆院北海道2区補欠選挙 立憲民主党元職の松木謙公氏 5回目の当選確実=2021年4月25日午後8時15分すぎ、札幌市北区 写真提供:産経新聞社

公明党との連立という枠組みも考えるべき

有本)そのような自民党王国、宏池会という辺りが崩れるだけではなく、その選挙区に公明党が入って来るということですよ。これでいいのかなと思いますね。選挙の結果とか、誰がどうということよりも、連立の枠組みも含めて、このような形で選挙を続けて行っていいのかどうかというのは、本当に立ち止まって考えていただきたいと思います。いま、いろいろな政策を進めようとするなかで、やはり公明党とそりが合わない。それによってことが中断してしまうような場合があります。しかも、それが日本の安全保障などにも直結する問題だったりするのです。

飯田)選挙区ごとの分析などもあり、不祥事もあって今回は公明党も立つという。広島3区のなかでの得票の出方を見ると、野党候補に負けていた。全体としてかなり厳しい選挙であったというのはあります。

立憲民主と共産の連携はさらに強まって行く

有本)野党側も、全部勝てるとは実は思っていなかったというような話もあります。

飯田)共闘がうまく行っていなかったというところも、一部にはあったと報じられていますね。

有本)野党としては、「やはり共闘しなくてはいけないのだ」ということで、立憲民主と共産の連携はさらに強まって行くでしょう。一方では立憲も「それでいいのですか」ということになります。

飯田)国民民主党などがその辺について行けないようなそぶりを見せることもありました。

有本)それで離れたわけですよね。野党共闘と言って、みんなで一緒になるということは、どちらにしても難しいと思うのですが、野党第一党である立憲民主党と共産党がより強く結びついて行く。そして、そちら側の極をつくる。自民党は公明党との依存関係を強めて行くということになると、むしろ逆に選択肢がなくなるというような感じがします。

飯田)次は衆議院選挙で、任期が10月ですから、それまでに必ずある。政権選択の選挙になるということですよね。

有本)政権選択にまでなるほど立憲民主は支持率を持っていないですけれどね。

オリンピック後の秋に解散か

飯田)解散話のようなものもまことしやかに言われていますが、27日の新聞では「秋解散か」というようなことも出ています。

有本)「もっと早く」という話もあったようです。それほど早くはやれないのでしょう。オリンピック後の秋になるのだと思います。しかし、政局はいまのままで止まって、ただオリンピックをやるだけの話ではないですからね。どうなって行くのでしょうか。世界中でもいろいろな動きが加速しているので、本当にこのまま選挙に向かって行けるのかはわかりませんよ。

飯田)日本を取り巻く周りの情勢というのもありますね。

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