「小池さんが五輪中止を言う可能性はある」舛添要一が考えるその“条件”

前東京都知事で元厚生労働大臣の舛添要一が5月18日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(スペシャルパーソナリティ:カンニング竹山)に出演し、東京オリンピック・パラリンピックの開催の可否について持論を述べた。

世界陸連のセバスチャン・コー会長との会談に臨む小池百合子都知事=2021年5月7日午前、都庁 写真提供:産経新聞社

竹山)舛添さん、オリンピックどうなるんですか。一応舛添さんも(都知事時代に)絵を描いた人じゃないですか。それでぐちゃぐちゃにはなりましたよね。

舛添)オリンピック、絶対やりたいんだけど、私の(予約した)8月のワクチンが6月に前倒しできるようなら(オリンピック)やる可能性ができると、公で言ったんです。(今回、前倒しができたの)だから、若干(可能性が)出てきたけれども、公衆衛生学的に言うと、無理です。つまり人の命を守る立場で、いまみたいにチンタラチンタラ、ワクチンを打っているようじゃ、無理です。できないです。それはもう確実に言えることで、だから海外からも批判の声が出ているので。

もともとは無観客でやるというのはオリンピックじゃないんですよ。世界中の人が集ってやるのがオリンピックなわけでしょう。そして200くらいある国と地域から皆アスリートが出てきてやるのに……例えばいま、インドの人くるか?

竹山)いや、大変ですよ。

舛添)ということを思うでしょう。そういうことを思えば、完璧な形でできない。そうすると放映権料の問題とか、究極はお金なんです。政治家が決めないといけないけれども、これ、本当に菅総理が言うように、1日100万人200万人(ワクチン接種を)やるんならやれますよ。でも、自衛隊だって5%しかカバーしないんだから。本当に大丈夫かな。

世界陸連のセバスチャン・コー会長(左)との会談に臨む小池百合子都知事=2021年5月7日午前、都庁 写真提供:産経新聞社

舛添)それでもうあと2ヵ月ですよ。予選もやっていないところ(競技)もあったりするわけでしょう。だからアスリートは非常にかわいそうだとは思うけれども、これで(オリンピック)やって、そこで誰か(新型コロナウイルスの変異種の)インド株持ってきて、そこで爆発的に競技場で感染したらオリンピック自体がアウトになる。やはり公衆衛生……(自分もやった)厚労大臣の立場は、東京都知事やった立場から矛盾するんだけども、ここは厚労大臣の立場を優先させるべきだと思いますね。

竹山)物理的にいろいろなものがあだ整っていないような気がして、それでやろうと言ったって、できないんじゃないのと。

舛添)私に言わせると、いまのアメリカみたいに「マスク取っていいよ」となってからじゃないと無理だと思う。7月8月は、いちばん高温多湿でしょう。皆マスクつけて、警備の人もつけるとなったら熱中症で倒れる人すら出てくるんじゃないかという心配もあります。

竹山)そうですね。

増山さやかアナウンサー)今度都議選なんかもありますしね、東京都、抱える問題がちょっと多すぎて。

舛添)7月4日の都議選でしょう。だから、この都議選を目指して小池さんが「これ、中止と言った方が勝つな」と思ったら、言う可能性はある。この人はですね、都民の命とかなんとかよりも、自分が選挙に勝つしか考えないんだから。だから、どういうことを言えば7月4日勝つか、それだけですよ。残念ながら。

竹山)舛添さん、また都議になるかなんかして言ってくださいよ。

舛添)都議じゃなくて空を飛ぶ鳶の方になりたい。

竹山)何言っているんですか。

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