高橋洋一〜衆院選が「10月10日投開票」であるこれだけの理由

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月9日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。菅政権が10月10日に衆院選を仕掛けると予測する理由について解説した。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

菅政権、10月10日投開票か〜衆院選

立憲民主党は菅内閣の新型コロナウイルス対応が後手に回っていると問題視し、菅内閣に対する不信任決議案を提出する方向で検討に入った。枝野代表ら執行部は6月9日に行われる菅総理大臣との党首討論を踏まえ、提出の是非を最終判断する。

飯田)選挙の話ですが、立憲が不信任決議案を提出する方向で調整と。「不信任決議案が提出されたら解散する」ということを二階幹事長もおっしゃっていますけれども、そういうハプニングがなければ10月10日というのが……。

高橋)おそらく10月の可能性が高いから、枝野さんもいま言わないと不信任決議案を言うタイミングがなくなってしまうのです。これは否決されるのですがね。いま二階さんが解散だと言っているでしょう。それはあり得ない話なのです。総裁以外は言えない話なのに、言っているでしょう。だからそれも否定されるということで、10月になればみんなハッピーなのですよ。

飯田)なるほど。10月濃厚になって来たから、安心して不信任案を出せると。

オリンピック・パラリンピック後に補正予算を通して9月28日告示、10月10日投開票

高橋)二階さんも言っているのが否定されるから、それでいいという。すべてがいい話になっているのです。10月10日というのは、スケジュールは多分そうですよ。

飯田)スケジュールを見るとそうなっている。

高橋)パラリンピックが終わるのが9月5日でしょう。そのあとすぐに臨時国会を召集して、補正予算を通すことになると、補正予算は1週間〜10日くらいかかるのです。それを見ると、9月28日告示、10月10日投開票というね。9月28日は大安で、10月10日は先勝ですからね。おそらくこれ以外に予定がないのです。

9月30日に自民党総裁の任期が切れる〜10日くらい任期を延ばすか

飯田)そうすると、10月10日投開票になって来ると。

高橋)この難点は9月30日に自民党総裁の任期が切れてしまうので、手続きをどうするかということだけれど、1週間〜10日くらいだからね。

飯田)なるほど。暫定的に総裁の任期を延ばすのか。

高橋)10日くらい延ばせばいいだけでしょう。そうすると、この日程しかないと決まって来るから、枝野さんもいま言わないと言うチャンスがないし、いま言ったら安心して否決されるというパターンです。

すべての人のメンツが立つ

飯田)きょう(9日)党首討論がありますけれども、これを見ながら提出ということになる。けれども、総理はG7サミットがある。そこから帰って来ると、もう14・15・16日で、営業日は3日。不信任案を提出して、否決してそれでおしまいと。

高橋)そう、それですべての人がハッピーでしょう。

飯田)みんなのメンツが立つ。

高橋)二階さんも、「当然、総理の権限ですから」と言うわけだからね。それでいいでしょう。

10月になれば新型コロナワクチンの接種率が4割に

飯田)そのときに新型コロナウイルスの感染状況がどうなっているかですが、やはりワクチンの接種状況との見合いということになりますか?

高橋)ワクチン接種をすると、感染率は下がります。実際問題、東京の6月8日の感染者数は369人です。100万人あたり27人という数字だから、かなり低いのです。予想通り下がっています。ワクチンを打っていると、次の波が来ると言う人がいるのですが、波が消されてしまうというレベルなのです。だからこのまま下がって行く。ワクチンも効いて、10月くらいになると、接種率は4割ほどになります。そうすると集団免疫に近くなるのです。

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