政府に合わせた韓国総ぐるみの“プロパガンダ”「日韓首脳会談取り消し」報道

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月15日放送)に作家で自由民主党・参議院議員の青山繁晴が出演。日韓で合意していた首脳会談をキャンセルしたと報じた韓国聯合ニュースに対して、加藤官房長官が抗議をしたというニュースついて解説した。

演説する文大統領=2020年09月19日 YONHAP NEWS/ニューズコム/共同通信イメージズ 写真提供:共同通信社

韓国の会談取り消し報道に加藤官房長官が抗議

韓国聯合ニュースは6月14日、韓国外務省当局者の話として、イギリスでの主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、日本と韓国が簡略な首脳会談を暫定合意していたものの、日本が一方的にキャンセルしたと報じた。これを受け加藤官房長官は記者会見で、「そのような事実はまったくない。一方的な発信は極めて遺憾であり、直ちに韓国政府に抗議した」と述べた。

飯田)スケジュールの都合だと官房長官は説明しましたが、何だか後ろから斬られたような感じにも見えます。

日韓で首脳会談開催の合意をした事実はない

青山)相変わらずの韓国流です。客観的に調べることが大事なので、私なりにしっかり調べましたが、加藤勝信官房長官がおっしゃったことは正しいです。日韓で首脳会談をやると合意した事実はありません。

飯田)事実はない。

青山)いわゆる慰安婦問題もそうなのですが、虚偽に慣れていますよね。もっと言うと、「嘘をついても平気」としか言いようがありません。ただし、これも公平を期して言っておくと、あくまで聯合ニュースが伝えたことですが、聯合ニュースは日本で言う共同通信のようなものです。そのなかに、「韓国外務省の当局者が言った」のだと書いてあるので、韓国が直接言ったというスタイルにはなっていません。しかし、日本の怒りはかつての我慢を通り越しています。

韓国政府に合わせた総ぐるみのプロパガンダ

青山)加藤官房長官は非常に慎重な人ですが、「聯合ニュースだけれども」という言い方はしていませんよね。私の勝手な言い方ですが、韓国には司法の独立はもともとないと言わざるを得ませんけれど、報道が完全に自由にやっているかと言うと、そうではないということが示唆されています。慰安婦問題についても、時の韓国政府に合わせた、いわば総ぐるみのプロパガンダになっていますが、それを続けているということです。

国がバラバラな状態の韓国

青山)もう1つ、いまの韓国の立ち位置が、どっち付かずということです。G7に呼ばれて嬉しいと思ったら、中国から「余計なことは言うな」と脳天にくぎを刺されるようなことを言われて、G7でも肝心な外交安全保障の話など全然させてもらえない。招待者は招待者に過ぎないという扱いで、結局、写真撮影で大統領はニコニコされていた。

飯田)そうでした。

青山)すると、韓国自身がどうするのか、いまの急激な親中路線で行くのか。それとも、D、デモクラシーのDのグループに呼ばれたわけですから、民主主義側にいるのか。いまの中国に民主主義はないというのは世界の共通認識ですから、両方にいい顔をして上手くやろうということなのでしょうが、その矛盾のために、「本当は日韓首脳会談をやろうとしていたのだ」など、また虚偽の話になるのです。もう国自体がバラバラですよね。

飯田)バラバラ。

青山)日本側は安倍政権からの事実上の申し送りで、韓国側の政府が態度を変えない限りは、こちらも態度を変えないというのが、菅政権でも徹底されています。いわゆるホワイト国、「韓国は安全で真っ白な国だということにして、どのようなものでも輸出してよし」というのをやめようと言ったら、最初は経産省から怒鳴り込みがあったのです。

敗戦国外交の転換点〜韓国をホワイト国から外した

青山)担当課長がやって来て、「外すなんて絶対にできません!」と言っていたのです。でも半年後に、その担当者がテレビに出て、「我々はついにやりました」と言っていたので、議員になってしんどいことばかりだけれど、これはいいことだと。民間人がいくら言ってもまったく影響しませんから、やはり議席があるというのは、まともな話なのです。後ろに有権者がいらっしゃるということですから。

飯田)それがあって、政策も変わる。動いて行く。

青山)ホワイト国から外すというのはいまも続いているのですが、対韓国外交というよりは、敗戦国外交の転換点にはなっていると思います。そのことに韓国も中国も気が付いてくれないといけませんよね。

日本は大きな変化を起こしつつある

青山)日本は竹島を不法占拠されて、いまもそれが続いている。しかも憲法が変わらないから中国は武装して、尖閣諸島にどんどん入っている。「日本は変われないのだ」というのが中韓の思い込みなのですが、実は日本は大きな変化を起こしつつあるのです。日本がいまはっきりと変わりつつあるというのは、リスナーの方にもぜひ理解していただきたいと思います。嫌なことばかり見えますが、嫌なことの下には実は光が差しているのです。

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