イスラエルが60歳以上に3回目の接種を行える背景〜新型コロナワクチン

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月30日放送)に外交評論家で内閣官房参与の宮家邦彦が出演。イスラエルで60歳以上の市民に3回目の接種を行うという発表ついて解説した。

米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチン(アメリカ)=2020年12月30日 AFP=時事 写真提供:時事通信社

60歳以上に3回目の接種〜8月1日から開始

イスラエルのベネット首相が7月29日の会見で、新型コロナウイルスのワクチンを2度接種した60歳以上の市民に対し、8月1日から3回目の接種を行うと発表した。

飯田)いままでは2度でいいという話でしたが。

宮家)イスラエルは常に国家総動員体制というか、常時臨戦態勢ですから、ワクチンの打ち方も効果的だったわけです。ブースターと言うのでしょうか、当初から免疫不全の方には三度目の接種をやらなくてはいけないという議論がありました。しかし、デルタ株のことを考えると、やはり必要ではないかという議論が今出て来たという話です。日本でも、その必要性がいずれ出て来るのではないかという気がします。

飯田)イスラエルの場合は、ファイザー社に対して「データを渡すからとにかく早くくれ」というところから始まりました。

宮家)あれはイスラエルでなければできませんよ。

飯田)やはり臨戦態勢、総動員体制というところも。

宮家)そうです。「データを出せる」ということは、製薬会社にとっては重要なポイントです。日本ではそれができませんからね。

 

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