中国資本に買われる北海道の実態

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月17日放送)にジャーナリストの有本香が出演。中国資本に買われる北海道の実態について解説した。

習近平氏、清華大学を視察(北京=新華社記者/鞠鵬)= 2021(令和3)年4月20日 新華社/共同通信イメージズ 写真提供:共同通信社

中国資本による土地買収

長きにわたって「中国資本による日本での土地買収」について取材を続けて来た有本氏。ここではその最新状況について訊く。

飯田)有本さんは社会に向けて、さまざまな警鐘を鳴らし続けていらっしゃいますが、先日もまた。

有本)北海道に行きました。昨年(2020年)は新型コロナの影響で難しかったのですが、私もワクチンを2度打ったものですから、それで行けるかなと。

飯田)案内役は元北海道議会議員の小野寺まさるさん。この方もツイッター等で情報発信されています。

有本)小野寺さんとも11年前からという感じでしょうか。高市早苗衆議院議員とも、そのころにこの件で意見交換させていただいたというご縁がありました。

一等地など、重要な土地が買われている

飯田)小野寺さんもツイートされていらっしゃいますが、ぼかされていますけれど、相当豪勢な建物が写真に出ています。

有本)今回は道央で中国資本に買われたところを見て来ました。買われているのは、観光地、温泉場など、どれも駅前の一等地です。駅を降りて目の前です。駅前には大体、時計塔などの目印があるではないですか。そういうものの真隣にある古い大きな飲食店などです。

飯田)駅前の。

有本)あるいはその土地の重要な交差点がありますよね。駅前から道路が続いていて、交差点でそれぞれの町に行くというような。そういうところの角地などが買われているのです。地元の方がおっしゃっていましたが、オセロで言う角を獲られるような感じがあって、とても不安があるという声もありました。

コロナが収束したのちはどうなるのか

飯田)そうすると、ものや人の動きがそこから見て取れるような。

有本)いまはコロナの影響で、国内外を含めて観光客も少ないですが、ある程度、戻って行ったときにどうなるのかなと。

中国の富裕層向けに売られた別荘地が使われていない

有本)一方、気になるのは、11年前に、我々が最初に警鐘を鳴らした場所があるのです。日本のある企業が、中国人の富裕層向けの別荘地として、鳴り物入りで分譲したところがあるのですね。そこへもう一度行ってみたのですが、そこが全然使われていないのです。別荘は所有者がいない間も管理が必要なのですが、かなりさびれていて、金属の部分に錆が出て来ていたり、雑草が生え放題なのです。何のためにここを分譲して買ったのだろうなと。

外国人向けのコンドミニアムの建築ラッシュとなっている

有本)あとは、スキーが盛んな場所には、外国人向けのコンドミニアムが建っていて、それはすぐに完売したということで、同じデベロッパーによってその別館が建築されています。その一帯は、もともとはスキー宿がたくさん建っていたのですが、3分の1は外国の方の名義で買われているのです。

飯田)その意図というものもどうなのか。

有本)無防備ですからね。買うことに何も障害がないわけですから。

飯田)日本国内はそういうことになってしまっていますものね。

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