総裁選候補に岸田氏の名前を菅総理より先に挙げていた甘利氏

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月3日放送)に自民党の甘利税調会長が出演。自民党総裁選について、また今後の自民党のあり方について語った。

講演する自民党の甘利明税調会長=2019年11月11日 東京都千代田区 写真提供:産経新聞社

新総裁が新総理大臣〜風通しがよくなくてはならない

9月17日告示、29日投開票の日程で自民党総裁選が行われる。その総裁選を前にして、自民党税制調査会長の甘利明氏に話を訊く。

(編集部注:インタビューは9月2日までに行われ、この放送は9月3日午前7時台。その後、9月3日午前に開かれた自民党の臨時役員会で、菅総理は総裁選に立候補しない意向を表明)

飯田)甘利さん、党全体を「チーム甘利」というような、そのトップに立つ、幹事長というようなことはどうでしょうか?

甘利)とにかく総裁選が終わって、新総裁が新総理大臣です。岸田さんがなるのか、菅さんが引き続きやるのかは、開かれた総裁選をやって、党員と議員で決めるわけです。その人がどのような思いを持って、どのような人事配置をするのか。

飯田)どんな人事配置をするのか。

甘利)最低限言えることは、風通しがよくないといけない。誰もものを言えないというのは、自民党のよさではないですから。デジタルの若手軍団も、私は3回生から5回生ぐらいで、「この人だ」と思う人を任命したのですが、自民党の若手には当選回数が低いだけで、すぐ総理ができるのではないかと思う人がたくさんいます。

若手にも優秀な議員がいる〜将来の総理をつくりたい

飯田)特に当選3回と言うと、安倍さんの「風に乗って」というような言われ方をされがちですが、まったくそのようなことはない?

甘利)全部が全部そうだとは言いませんが、私が見ていて、「コイツはすごいな」と思う人はたくさんいます。この人たちを育てて、次の総理なり幹事長なりをつくって行きたいなと思います。

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ジャーナリスト・鈴木哲夫)この話には、大きなヒントがあります。甘利さんが今度の総裁選の候補のことで、「岸田さんがなるのか、菅さんがなるのか」と、まず岸田さんの名前を挙げた。

飯田)先に岸田さんの名前が上がりました。

鈴木)この辺も「あれ?」と思います。それから、「新総裁が人事を決めるべきだ」と言った。「いま菅さんがやろうとしている人事はおかしい」と言っているわけです。ということは、「菅さんではない」という思いなのかなということが見えて来ます。

(編集部注:インタビューは9月2日までに行われ、この放送は9月3日午前7時台。その後、9月3日午前に開かれた自民党の臨時役員会で、菅総理は総裁選に立候補しない意向を表明)

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