「ワクチン接種証明で一杯無料」という居酒屋も 〜企業物価指数、2008年8月以来の高水準

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月13日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。日銀が発表した企業物価指数の速報値について解説した。

緊急事態宣言解除に伴い、都内の繁華街では酒類提供再開の張り紙を掲げる飲食店が目立った=令和3年10月1日午後0時37分、東京都渋谷区 写真提供:産経新聞社

企業物価指数、原油高で7ヵ月連続上昇 2008年8月以来の高水準

日銀が10月12日に発表した、企業間で取引されるものの価格を示す「企業物価指数」の9月の速報値は、2020年の同月を7ヵ月連続で上回った。国際的な原油価格の上昇を背景に、2008年以来およそ13年ぶりの高水準となっている。

飯田)WTIの原油価格が1バレル82ドルを超えて、高値水準になっています。円相場も足元が1ドル113円60銭付近で、円安になって来ていると言われていますが。

高橋)原油価格が上昇しているのは、世界のなかで、コロナが落ち着いて経済が正常化して来た、その反映だと思います。日本では「まだ経済が」と言われていますが、世界の方はすでに進んでいます。冬になると暖房が必要であるということも含めて、原油は需要が今後見込めるということだと思います。

飯田)経済を回すという意味では、ワクチンの普及がある程度進んだというところで、段階的にというか。

高橋)日本はもうアメリカやヨーロッパのいくつかの国を抜いているので、ほとんど世界の最高水準になっているのですが、まだいろいろ言う人がいるので驚きますけれどね。このくらい多くの人がワクチンを打っていると、感染者が出ても少数だし、死亡率は低くなっている。もう普通のことを考えてもいいのではないでしょうか。ただワクチンについては、もう1回打たなければいけないようですが。

新型コロナワクチン、3回目も公費負担で

飯田)読売新聞の1面では、

『ワクチン3回目接種は「全額公費負担で行う」…岸田首相、代表質問で明言』

〜『読売新聞オンライン』2021年10月12日配信記事 より

……という記事が出ています。

高橋)変異株が出れば、その都度打たなくてはいけなくなると思います。3回目どころではなくて、コロナウイルスはゼロにはならないから、今後もインフルエンザワクチンのように毎年打つ可能性はあると思いますけれどね。

飯田)季節性のインフルエンザも、冬に向けて、まさにこの時期ですけれども、毎年接種しています。

高橋)私は毎年インフルエンザのワクチンも打っているから、合わせて1回で済ませてくれればと思いますけれど。

「ワクチン接種証明で一杯無料」という居酒屋も 民間で先行する「ワクチンパスポート」

飯田)ワクチン接種を公的に証明する「ワクチンパスポート」の運用は12月から、という話も出ています。

高橋)民間のアプリがもうできるのですよね。私は接種証明をスマホ内に入れていて、ホテルに行くとき見せると、みんな安心してくれるから見せていますけれどね。

飯田)昨日(12日)、新橋の飲み屋街を昼に歩いたのですけれど、「ワクチン接種証明で一杯無料です」というポスターを出している居酒屋がかなりありました。

高橋)それに釣られて行って、何杯も飲んでしまうのかも知れませんが。

飯田)民間の取り組みの方が先に行っている感じがありますね。

高橋)接種証明書のデータだけあればOKで、あとは本人確認だけでしょう。それは簡単ですよ。アプリも簡単にできてしまうしね。

飯田)それでお客さんを呼べるのであればということで、結局は市場原理が働いて来る。

高橋)ワクチン接種済みかどうかわかった方が、お店も楽だと言っていましたよ。

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