民間が先行する「ワクチンパスポート」

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月20日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。東京都が新型コロナウイルスの感染対策を徹底した認証店に限り、酒類の提供を含めた時短要請を10月24日の期限で解除する方針を固めたことについて解説した。

ワクチンの高齢者優先接種に向け、愛知県豊川市が発送準備を進めている接種券やチラシが入った封筒=2021年3月23日 写真提供:共同通信社

東京都が時短要請を解除へ

東京都は10月19日、新型コロナウイルスの感染対策を徹底した8割超の認証店に限り、酒類の提供を含めた時短要請を24日の期限で解除する方針を固めた。リバウンド防止措置期間が終わる25日から通常営業が可能になり、非認証店は酒類提供を午後9時までとする方向で検討している。

飯田)リバウンド防止措置期間だったのですね。何の法的根拠があるのか。

高橋)あまりよくわかりませんけれどね。お酒についてどういうエビデンスがあるのか、よくわかりません。エビデンスのない話が多いのですよね。

状況に応じて対策を考えるべき

飯田)感染者が減って来て、そろそろ日々の「感染者数はどうなった?」という状況から脱却する時期ではないかと思いますが。

高橋)第5波になったときには、ワクチンを打っている人がかなり増えて来るから、全然違うベースになっていると思っていました。感染率が下がって、死亡率が減るというのはわかっていたわけです。状況に応じて対策を考えられたらいいのですが。

飯田)そうですね。

高橋)ワクチンを打ったあとは、普通のインフルエンザに近い状況だと思うのです。感染対策として手洗いやうがいをするのはいいと思います。インフルエンザ対策にもなりますからね。ただし、飲食店の話は別だという気がしますけれども。

民間先行のワクチンパスポート

飯田)その辺りの縛りが解けると、経済がようやく回るような形になりますか?

高橋)Go To トラベルも再開するという話が出ていますよね。あとは、どこの国でもそうですが、日本も入管するときにワクチンパスポートがあればいいという形になるのではないでしょうか。

飯田)日本では公的な方のワクチンパスポートなり、ワクチン認証が遅れていますが。

高橋)民間ではありますよね。

飯田)既にね。

高橋)もうアプリがあって、私もいつもスマホのなかにはワクチン接種証明書のデータを入れてあります。

飯田)そういうものが民間では始まって来ています。あとから公が追いかけて行く形になるのですかね。

高橋)それでいいのではないですか。民間のワクチンパスポートは、ワクチンを打ったあとの接種証明書さえあればいいのです。公的なところは接種証明書の発行までではないでしょうか。それがあれば、民間が勝手に使うだろうと思っていましたが、やはりそうでした。

飯田)そのあとは民間がそれぞれ自由に使うと。使う人は使ってねと。

高橋)早くやるならそうでしょう。よろしいことではないのですかね。

飯田)やはり民間の方が先行して。

高橋)ビジネスに関係するから当然ですよ。

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