給付金は記名式の「政府小切手」にするべき 〜高橋洋一氏が持論

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月10日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。コロナ禍での支援策について、自民・公明両党が、18歳以下を対象に現金とクーポン合わせて10万円相当を給付することで合意したことについて解説した。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

自民・公明、18歳以下対象に10万円相当を給付で合意

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2021年11月4日、会見する岸田総理〜出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/100_kishida/actions/202111/04bura.html)

実際の給付は2022年3月か

高橋)このあと、1週間くらいしたら対策が出て来ます。そして補正予算をつくり、来月(12月)の国会で一応承認される。そうすると、3月までに給付できれば御の字になりますね。

飯田)そんなに遅れますか。

高橋)来月国会が決まってから、年末年始がありますしね。

飯田)日程を確認しておくと、きょう(11月10日)国会召集されるのですが、これは特別国会で、首班指名などを行うだけです。おそらく3日で閉じると言われています。

高橋)これで全部通してしまえばいいと思いますが。

飯田)そのまま臨時国会に変えて、ということですよね。ただ、臨時国会はいまのところ12月の頭くらい、3日か6日ごろに召集かと言われています。

高橋)11月中に補正予算をつくるという話でしょう。「補正予算はまだできていないの?」というレベルですけれどね。もっと早くやらないとダメです。12月の頭くらいから国会を開いて、2週間くらいは審議します。

飯田)衆参両院で1週間前後。

高橋)そうすると、12月の中下旬でしょう。

飯田)そうですね。

高橋)それでは、すぐ新年になってしまうではないですか。

飯田)年末年始で、ほとんど役所はやっていません。だいたい予算が上がってから、実際に施行されるまで1ヵ月くらいタイムラグがあると言われています。「月内に」と言うと、手元に月内に来るのかと思ったら。

高橋)そう思うでしょう。しかし、「月内に予算を出す」というレベルだと思います。

飯田)月内に補正予算が出て来て、閣議決定されるだけということですか?

高橋)いまのスケジュールを考えたら、そうだと思います。あと1週間くらいして対策だから、補正予算がその後に出て来るので、仕方ないでしょう。だから遅いのですよ。

飯田)そうですね。

高橋)去年のように地方自治体から申請書が郵送されて来て、それを地方自治体に返し、振り込まれるというパターンだから遅いですね。

給付金は記名式の政府小切手にするべき

高橋)私が以前、言っていたでしょう。記名式の政府小切手にするべきだと。

飯田)あの当時言っていましたね。

高橋)名前を書いて送るだけだから、投票所の入場券と同じなのです。総選挙のときに入場券が来るではないですか。それを政府小切手にするだけなのですよ。

飯田)中身を政府小切手に変えて。

高橋)郵送の仕方もアベノマスクとまったく一緒なのです。

飯田)なるほど。

高橋)誤送されても本人以外は使えないから、本人以外がそれを銀行へ持って行っても、本人確認で弾かれてお金がもらえません。

飯田)本人以外は。

高橋)送るだけで済み、あとは本人が銀行に持って行けば換金できる。その方が簡単なのですけれど、今回の内閣ではしないでしょうね。

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