どう防ぐのか、防ぎようがあるのか……さまざまな議論を呼ぶ「大阪ビル放火事件」

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月20日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。12月17日に起きた大阪での放火事件について解説した。

北新地で火災 火災現場を調べる消防関係者=2021年12月17日午後1時58分、大阪市北区 写真提供:産経新聞社

構造的に窓が少なかった

大阪市北区曽根崎新地の雑居ビルのクリニックで12月17日、24人が死亡した大阪ビル放火事件で、61歳の容疑者が11月下旬にガソリンを購入していたことがわかった。

飯田)12月20日朝の1面は、大阪の放火事件一色という感じです。

須田)私はちょうどこの時間帯に、現場の梅田方面から、城見という大阪城の方に向かって車で移動している最中でした。火災発生を受けて交通規制が行われ、大阪市内は全面的に大渋滞という状況でした。

飯田)そうでしたか。

須田)四つ橋筋という大きな通りが走っていて、その近隣ということもあり、他のフロアやビルに延焼しなかったのが幸いだったというくらい、大きな火災だったようです。

飯田)あれだけ大きく燃えれば、延焼してもおかしくなかったですよね。

須田)隣がビルで囲まれているために、あまり窓をつくれないような構造になっていて、そのことも影響を与えたのでしょう。

精神疾患を患っていたか

飯田)どう防ぐのかと言っても、「防ぎようがあるのかどうか」という議論になっています。

須田)犯人が精神疾患を患っていた可能性もありますから、その際に何か予兆があって、それに対して予防的な行為ができるのかどうか。このような事件が起こると、必ずそういうことが議論になるのですが、人権的な問題も関連しますので、曖昧になるケースが多いのです。

飯田)曖昧に。

須田)どうしたらいいのかということを考えないと、これだけ計画的に犯行を起こされてしまうと防ぎようがないという状況があります。

飯田)犯行にはガソリンが使われたのではないかということですが。どう販売するのかなど、いろいろなところに議論がありそうですね。

須田)自宅の方もボヤ騒ぎがあって、これも放火のようですが、その際には空き家だと思われていたということです。

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