「私にとって青春なのです」辛坊治郎がショックを受けた“東急ハンズ”のカインズによる買収

キャスターの辛坊治郎氏が12月23日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ホームセンター大手のカインズが12月22日に発表した、東急ハンズ買収についてコメントした。

【カインズが東急ハンズを買収】東急ハンズ渋谷店外観=2021年12月22日午後、東京都渋谷区  写真提供:産経新聞社

辛坊)東急ハンズが、ホームセンターのカインズに買収されてしまいます。ショックです。別にカインズに買収されたことはショックではないのですが、何がショックなのかというと、東急ハンズ池袋店というのは私にとって青春なのです。ところが、東急ハンズ池袋店が2021年の秋に閉店してしまいましたよね。

経営状態が悪くなってしまったからホームセンターに買収されるわけなのですが、昔は私の欲しいものは東急ハンズにしかありませんでした。例えば、私がある日突然陶芸をやりたいなとか思ったときに、陶芸用のろくろや釉薬とか土が全部一斉に揃うのが東急ハンズです。ある日突然革細工をやりたいなと思ったときに、革細工用の工具がすべて揃うのが東急ハンズです。典型的な例でいえば、私は昔から日曜大工をやります。日曜大工を少し本気でやる人は、角のみというものを使うのです。角のみとは何かというと、角のみドリルというのがあって、普通の電動ドリルやボール盤というのは、丸い穴しか開かないではないですか。ほぞ組みと言いますが、木材に穴を開けて組みますよね。どうやるのかというと、穴が四角くないとほぞが合わないではないですか。通常簡単にやろうと思うと、ドリルで大まかなところに穴を開けておいて、そこを平らなのみで細工していくということをしなければいけないのですが、これがとてもめんどくさいのです。ところが、角のみドリルというものを使うと、そのまま四角い穴が開きます。これがすごく便利で欲しかったのですが、流石に普通のホームセンターでは扱っていません。そしていろいろと探した挙句、見つけたのが池袋の東急ハンズだったのです。

ところが、いまインターネットで角のみドリルと打ち込めば、商品がずらっと出てきます。昔のように、角のみドリルを探して日本全国のホームセンターを行脚しなくてもすぐにネットで手に入るようになったら、別にわざわざ池袋の東急ハンズまで行かなくてもいいではないか、ということになりますよね。普通のホームセンターよりも単価が高いので、珍しいものもあるけれど値段は高いとみんな思っているわけで、そうなったらネットで探すか、場合によればホームセンターで売っているものでいいということになると、東急ハンズのビジネスモデルが成立しなくなってしまったということなのでしょうね。本当に残念です。

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