プーチン大統領に情報が上がっていないという見方は「危険」

国際政治学者で慶應義塾大学教授の神保謙がニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。ロシアのプーチン大統領が側近から誤った情報を伝えられている可能性があるというホワイトハウスの発表について、独自の見解を述べた。

ロシアのプーチン大統領(ロシア・モスクワ) AFP=時事 写真提供:時事通信


アメリカのホワイトハウスやヨーロッパの当局者は3月30日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻の戦況や欧米の制裁措置による経済へのダメージを巡り、側近から誤った情報を伝えられている可能性があることを明らかにした。

国際政治学者 慶應義塾大学教授・神保謙

この報道について、国際政治学者で慶應義塾大学教授の神保謙はプーチン大統領が情報機関出身とした上で、「プーチン氏に情報がないという見方は少し危険だと思っている」と語った。続けて、神保は「むしろ、情報を沢山持っているが、海外から得られる情報と中から上がってくる情報があまりに違っていて、疑心暗鬼になっている可能性がある。(ロシア政治の中枢である)クレムリンの内部にも、(スパイを含めた)色んな人がいるかもしれないとプーチン大統領に思わせることで、側近をもはや信用できなくなる」と独自の見解を述べ、「これこそがアメリカの情報戦の一環 と捉えることもできる」と締め括った。

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