寿司チェーンも危ない  ロシアと取引する日本の企業にサイバー攻撃のおそれ

地政学・戦略学者の奥山真司が4月12日(火)放送のニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。ロシアと取引する日本企業に迫るサイバー攻撃の脅威について語った。

※イメージ


水産庁は4月11日、日本とロシアが北海道沖でのサケとマスの漁業交渉を開始したと発表した。例年4月10日に漁を解禁するが、ロシアによるウクライナへの侵略を受けて交渉の開始が遅れ、出漁できない状態。このニュースに関して奥山は「日本の寿司チェーンが影響を受けている。ロシア産の水産物を相当扱っている」と語った。

続いて今後、ロシアと関わるリスクについて奥山は「世界的ハッカー集団アノニマスはロシアに対して公然と戦うと言っている。ロシアが敵だと言いロシアの国営放送に対してハッキング活動も行っている。また彼らはロシアと取引している企業も攻撃すると言っている。サケ・マスなど日本の漁業関係でロシアと取引をやめると言っている企業は意外と少ない。気持ちとしてはアノニマスと同じでロシアを懲らしめたいと思っているが、同じ思いのアノニマスからロシアと取引のある日本企業が攻撃を受けてしまう危険性がある」と指摘した。

奥山真司

また奥山は、1987年の東芝機械ココム違反事件を例に挙げた。「共産国に輸出した日本の工作機械のプロペラ部分がソ連(当時)の潜水艦の技術向上になってしまうと、アメリカ海軍から指摘を受け大騒ぎになった事件。このように味方なのに、お前しっかり戦ってねえじゃねえかと、後ろから撃たれることがある」と警鐘を鳴らした。

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