ブチャでの虐殺で変わった国際世論 高まるウクライナ国民の士気

慶応義塾大学教授で国際政治学者の細谷雄一がロンドンから、映画監督でジャーナリストの新田義貴がポーランドのワルシャワから、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。東京・ロンドン・ワルシャワの3拠点をつないでロシアの侵攻に苦しむウクライナの今について迫った。

ウクライナ首都キーウ近郊ブチャに隣接するホストメリの路上に放置された焼け焦げた車=2022年4月12日(共同) 写真提供:共同通信社


4月14日(木)の『飯田浩司のOK! Cozy up!』に、慶応義塾大学教授で国際政治学者の細谷雄一がロンドンから、ウクライナ・ブチャの惨劇を取材した映画監督でジャーナリストの新田義貴がポーランドのワルシャワから出演した。

細谷雄一

バイデンがプーチンに対して明言した「ジェノサイド」は戦後最大の表現

アメリカのバイデン大統領がロシアのウクライナ侵攻に対して初めて明言した「ジェノサイド」という表現について、細谷は「非常に重たい言葉。ヨーロッパやアメリカでは第二次世界大戦の反省として、二度とジェノサイドを繰り返してはならないということが大戦以後の規範の土台になっていた」と背景を説明。「ウクライナ・ブチャでの大量虐殺の影響が大きかった。あれにより世論ががらっと変わった」と、バイデン大統領が「ジェノサイド」に言及した理由について語った。

新田義貴

実際にキーウ郊外のブチャを取材したばかりの映画監督でジャーナリストの新田義貴は「現場に入って実際に住民の話を聞く限り、かなりの規模の戦争犯罪が行われた可能性が高い」と話した。ウクライナ国民の様子については、「非常に士気が高い状態だ」と現地の様子を伝えたが、特に惨状が明らかになったことでさらに「徹底的に戦うという気持ちを高めている。決してあきらめないという印象を持った」と語った。

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