「ロシアは国連を相手にしていない。恐れているのは米国とNATOを刺激する事」防衛研究所・高橋杉雄 防衛政策研究室長

防衛研究所の高橋杉雄 防衛政策研究室長が4月29日(金)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。国連のグテーレス事務総長が訪問中の首都キーウに向けて、ロシアがミサイル2発を発射した理由について「プーチン大統領は国連を下に見ていて、グテーレス氏の顔に泥を塗る狙いがあった」と語った。

記者会見で握手を交わす国連のグテレス事務総長(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=2022年4月28日、キーウ(ロイター=共同) 写真提供:共同通信社


高橋氏は同番組にて、国連のグテーレス事務総長が訪問中のウクライナの首都キーウに向けて、ロシアがミサイル2発を発射した背景について解説。「アメリカのブリンケン国務長官などがキーウを訪問した時はミサイル攻撃を控えた。今回はグテーレス氏がいることを知っていて、ミサイル攻撃をした。
これはロシアの国連観が非常にハッキリしている」と話し、その背景について「アメリカは恐れているが、国連は相手にしていない。自分達の方が力は上なのだということを示している。つまり、グテーレス氏の顔に泥を塗る意味もあった」と語った。

防衛研究所・高橋杉雄 防衛政策研究室長

続けて、「ポーランドとバルト三国の首脳がキーウを訪れた時もミサイル攻撃をしていない。これはパワー関係。アメリカやNATOを刺激するのはロシアも恐れている。ただ、国連は気にしないということなのだと思う」と語った。

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