「和平しても侵略が延期になるだけ。ロシアは完璧に準備する。今回の戦争で徹底的に勝つしかない」キーウ出身 国際政治学者・グレンコ・アンドリー氏

ウクライナの首都、キーウ出身の国際政治学者グレンコ・アンドリー氏が5月24日(火)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。ロシアによるウクライナへの軍事侵略についてコメントした。

<左>Russian President Putin Meets with German Chancellor Olaf Scholz February 15, 2022, Moscow, Moscow Oblast, Russia: Russian President Vladimir Putin comments during a joint press conference with German Chancellor Olaf Scholz, following bilateral talks on the Ukrainian crisis at the Kremlin, February 15, 2022 in Moscow, Russia.  ?? Sergey Guneev/Kremlin Pool/Planet Pix via ZUMA Press Wire 写真提供:共同通信社 /<右>キエフで、現在の状況を説明するウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ・キエフ) AFP PHOTO /UKRAINIAN PRESIDENCY PRESS OFFICE  写真提供:時事通信社


グレンコ氏はまず、侵略開始からの3ヵ月を振り返り、「ロシアは当初、同時多方面からの電撃戦を行ったが無理だった。だから最近は地方ごと、町ごと、ウクライナの国土を破壊して人を追放したり殺したりする、非常に野蛮な戦いに変わった」と分析した。また欧米からの軍事支援については、長期戦に備え要塞化するロシア軍を追い出す意味で「今後は火力の勝負になる」と語った。

さらに一部で噂されるアメリカからのミサイル防衛システム「パトリオット」の支援について「もし提供されれば、ロシアによる空の優勢はなくなる」と分析した。

グレンコ・アンドリー氏

またウクライナのゼレンスキー大統領について「彼は和平したいはずだが、国民は認めない。世論を見ている」と指摘。そして大事なポイントとして、「もしここで和平をしても、それは侵略が延期になるだけ。次回はどうなるかわからない。ロシアは次、完璧に準備してくる。犠牲者の数を最小限に抑えるためには、今回の戦争で徹底的に勝つしかない」と語った。

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