誤送金問題 約4,300万円確保は「罪を軽くしてほしいという思いが優先し始めたのでは」容疑者の意図を辛坊治郎が推考

キャスターの辛坊治郎が5月24日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。山口県阿武町の4,630万円誤送金問題で約4,300万円を町が確保できたことについて、その背景を読んだ。

【阿武町臨時特別給付金事件】 容疑者の自宅の家宅捜索を終え、段ボールを運び出す捜査員=2022年5月20日午後3時30分、山口県阿武町 写真提供:産経新聞社

山口県阿武町の4,630万円の振り込みミス問題で、町はきょうの会見で法的措置によって決済代行業者3社などから合わせて約4,300万円を確保できたことを明らかにた。

辛坊)昨日23日の段階で、「もう既に3,500万円取り戻した」という話がありましたが 今日記者会見を開いた町長の話によると、4,630万円のうち4,300万円ぐらいを確保できた。大半確保できたっていうことなんですよね。で、どういう手を使って確保したのかっていうのは、実はいまだに明らかになっていないし、昨日解説した時にもよくわからなかったんですが、いろんな情報を総合すると恐らくこうだろうということが見えてきました。

もともとですね、この容疑者、税金一部滞納してたみたいですね。で、それを差し押さえるんで、口座こと差し押さえるということが法的に可能だったみたいです。で、なおかつ逮捕された後、弁護士を通じて「いや、残ってる金は返すよ」みたいな意思表示をしてるので、代行業者としても(動いて)、で、町としても法的権限で口座自体は差し押さえることができるんで、そういうのを駆使してとりあえず確保できるものは確保しましたということのようですね。

コロナ対策誤給付問題  記者会見する男性の代理人弁護士=2022年5月16日午後、山口市 写真提供:共同通信社

辛坊)だけど昨日ここで解説したように、当初あの容疑者は「いや、全部カジノで使っちゃいましたから、ない袖は振れません」と言って弁護士もそれに同調してたんです。たぶん、それで逃げきって執行猶予か、あるいは懲役でも数年で出てきて、その後隠してあるお金を使ってしまおうと思ってた節はあるんだけど、現実に逮捕されてみたら、やっぱり「できるだけ罪を軽くしてほしい」っていう思いが優先し始めたのかなと。で、4,630万円のうちの4,300万円返ってきてるということになると、実刑が執行猶予になる可能性が相当高まりますからね。その辺を狙ってるのではないのかという感じはいたします。

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