中国が一方的に進める東シナ海ガス田開発 日本も試掘すべきだが外務省が止めている

須田慎一郎が6月20日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。中国が東シナ海の日中中間線の中国側海域で新たな構造物1基の土台を運搬しているとの外務省の発表について解説した。

東シナ海で開発が進んでいる中国の石油ガス田「天外天」では、プラットホームの先端からは炎が出ていた。後方には中国国旗がはためく =2006年3月3日午後、東シナ海の日中国境線付近「天外天」 ※産経新聞社機から 写真提供:産経新聞社


須田は、「大前提として、日中の相互合意がなければ日中中間線周辺でのガス田の試掘などはできない。中国側はこれを一方的に破っているのだから、中間線から日本側の海域においては、日本も試掘などを行えばいいのではないかと思う」と話した。

その一方で、須田は、「日本政府内にもそういう声はあるが、それを止めているのは外務省じゃないか」と指摘。さらに、「外務省は対中政策において、本当に腰が引けている」としたうえで、7日に閣議決定した「骨太の方針2022」の安全保障政策に関する文言に言及。

「『台湾』という言葉が盛り込まれることで、大きなメッセージになることもあり、結果的に『台湾』という文言が盛り込まれることになったが、外務省はもともと『島しょ』という言葉にしようとしていて、『台湾』や『台湾海峡』という文言に切り替えることに徹底的に対抗していた」と、外務省が抵抗勢力となっていた舞台裏を語った。

そして、「国民の負託を受けた政府がリーダーシップを発揮できない背景には、外務省も含めた霞が関の強い抵抗があることも知っておかなければならない。『骨太の方針』も、いつの間にか霞が関の官僚の作文になっている。本来、政治主導で予算案を作るなら、政治側がやるべきこと。こうした霞が関との関係が、日本がガス田の試掘などを進めていけないことにも影響している」と話した。

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