中国の脅威を初言及のNATO『戦略概念』 辛坊治郎「世界は新局面。将来必ず教科書に載る年」

辛坊治郎が6月30日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。岸田首相も出席したNATO首脳会議で採択された新戦略概念について、辛坊が「世界の枠組みの大転換」、「将来必ず教科書に載る年」と言及した。

NATO首脳会議に出席する岸田首相(手前中央)=2022年7月29日、スペイン・マドリード(代表撮影・共同) 写真提供:共同通信社

きのうからスペインで開かれているNATO首脳会議。日本の首相として初めて、岸田首相が出席した。NATOは、もともと第二次世界大戦後に欧米を中心とした資本主義諸国が、旧ソ連を中心とした社会主義諸国によって結成された軍事同盟「ワルシャワ条約機構」に対抗するために作った軍事同盟。その成り立ちから、本来は欧州における安全保障を実現するための組織だが、今回改訂されたNATOの行動指針である「戦略概念」で、初めて中国の脅威について言及した。

このことについて辛坊は「世界の枠組み大転換」だと語り、地理的に欧州から遠く離れ、もともとNATOにとって「関係ない」存在であった中国について触れたことに「NATOが確実に変質し始めている」と指摘した。また、今回岸田首相をはじめ韓国、オーストラリア、ニュージーランドの首脳も参加して会合が開かれた点をあげ、「今までのNATOとは違い、権威主義国、旧共産国としっかりと対峙するための世界規模の組織を作るぞ」という強いメッセージ性が打ち出されたと分析した。

そのうえで辛坊は「世界が新しい局面に入りつつある2022年、将来必ず教科書に載るような年だよね。我々はそういう時代を生きている」と述べた。

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