新型コロナ 「2類相当」の縛りを考え直す必要がある

ジャーナリストの有本香が7月19日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。新規陽性者数が再び増加してきた新型コロナウイルス感染症について解説した。

検査続くPCRセンター 「安心」を支える=2021年11月26日、千葉県市川市 写真提供:共同通信社

東京都の新型コロナウイルスの新規陽性者が1万2696人、7日連続で1万人超え

東京都は7月18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1万2696人報告されたと発表した。

飯田)PCR陽性者の報告数が1万人を超えてきて、これが1週間続いているようです。

有本)こんな言い方をするのは申し訳ないのですが、もはやニュースにする必要があるのでしょうか?

飯田)習い性のように、夕方になると各ニュース番組や速報で出るという状態が続いています。内訳を見ると、重症者数は42名ということです。

有本)ほとんど重症化しないわけです。先週末は連休だったこともあり、イベントも普通に行われていた。ただ、日本の場合は皆さん用心してマスクをしていらっしゃいました。

「2類相当」の縛りを考え直す必要がある

有本)感染するのは当然と言えば当然で、他の風邪やインフルエンザなどのウイルスも、みんな無症状でも感染はしているかも知れない。ところが、新型コロナだけはPCR検査を無料で受けられることもあり、陽性だと言われると大騒ぎになります。

飯田)新型コロナの場合は。

有本)病床のひっ迫についても言われていて、確かにまとめられているデータを見ると、大変なことになっているように見えるのです。しかし、これも現在のコロナ感染症の「2類相当」という縛りがありますし、補助金が出る仕組みにもなっています。本来、必要があるかどうかわからない人たちまで入院させてしまっているわけです。それで病床がむしろパンパンになっている。

飯田)お金が出る仕組みに。

有本)この仕組みをそろそろ考え直す必要があると思います。世界各国、みんなコロナ禍は落ち着いているわけですから、日本もそれに合わせるべきです。あるいは重症化率の低さを考えれば、もういい加減2類相当の分類を止めればいいのではないでしょうか。そうすれば、あらゆることが解決すると思います。

新型コロナ感染症において、「保健所縛り」は意味がない 〜通常の感染症と同じ対応にするべき

飯田)基本的にいまは自宅療養や宿泊療養も選択できるようになっている。結局、間に入る保健所などが病床より前にひっ迫するという状況があります。ここが詰まってしまうとどうしようもなくなるというのは、第1波から言われていたことですよね。

有本)そうなのですよ。去年(2021年)、私も身近に感染した人がいて、こんなことを言っては悪いのですが、そのとき保健所の機能は果たされていませんでした。パンクしていました。それを考えると、保健所縛りは意味がないと言われて久しいのですよね。通常の感染症と同じ対応に戻していく必要があると思います。

飯田)お医者さんのなかでも、それを提言している人がいらっしゃいますね。

有本)たくさんいらっしゃいます。それから病床の件は、医学的に考えて入院させる必要のない人を、新型コロナだからということで入院させるとお金が出る。この仕組みこそが公金の無駄遣いだからやめた方がいい、という医療関係者の方はたくさんいらっしゃいますよ。

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