HIS、ハウステンボス売却へ 辛坊治郎「外資の傘下、ちょっと寂しい」

キャスターの辛坊治郎が7月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」が外資企業に売却される見通しであることについて言及した。

2010年以降は冬季のイルミネーションに注力し集客を試みた     PD

旅行会社大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が傘下のハウステンボスを売却する方向で最終調整を行っていることが分かった。売却先は香港の投資会社などを軸に調整しており、売却額は数百億円規模になるとみられている。

辛坊)私、開園当初のハウステンボスに行ったことがあるんですよ。大阪の読売テレビでアナウンサーをしていた頃、アナウンス部の部旅行で行ったという記憶があります。部旅行なんて、今や世の中からなくなりましたけれど。行ってみて思ったのは、テーマパークとして悪くはないのだけれども、経営的には厳しいんじゃないかな、と。そうしたら案の定というべきか、2003年に会社更生法の適用を申請して経営破綻してしまいした。

ハウステンボスはその後、 HISの傘下に入り、HISが総株式の3分の2を持ちました。この HIS が、ハウステンボスを経営を見事に立て直したんですよ。HISやハウステンボスの社長を務めた澤田秀雄氏の手腕は、すごかったですね。例えばライトアップを取り入れたりして、それまでのハウステンボスとは違う客層を掘り起こしました。ところが、コロナ禍で一気にお客さんが減ってしまい、HIS本体もこのコロナ禍でだいぶ経営が厳しくなっています。

こうした中、ハウステンボスの株式を売ることができれば、本業のHIS 本体の経営はかなり助かるわけです。だから、黒字体質に戻したハウステンボスは今、売り時と考えたのでしょう。でも残念ながら、売り先は香港の投資会社などです。こうやって日本のいろいろな企業が外資の傘下に入っていってしまうのは、「ちょっと寂しいなあ」というのが本音のところです。

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