JR各社が「普通回数券」販売終了へ……実はコロナ禍にマッチしていたと語る森永卓郎の分析

JR各社が「普通回数券」販売終了へ……実はコロナ禍にマッチしていたと語る森永卓郎の分析

JR普通回数券の終了に疑問も

経済アナリスト森永卓郎が7月20日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。鉄道会社各社が販売を終了している「回数券」について解説した。

6枚回数券(JR四国) 左:みどりの窓口(マルス端末)にて発行。 右:券売機にて発行。 一般の回数券でも同様     PD

JR北海道は、普通回数券の販売を11月30日で終了することを発表した。北海道を最後に、全国からJRの普通回数券が姿を消すことになる。ICカードの普及で販売枚数が年々減少、JR各社が相次いで販売終了を発表していた。そもそも、「普通回数券」とはどういうものか。JR北海道で販売されている普通回数券は、11枚綴りの券を10枚分の額で購入できるというもの。つまり、運賃が1回分お得になるということだ。

森永は、「毎日会社に行く人は定期でいいが、週2日とか3日の人は、定期を買うとかえって損をする。そのため回数券を重宝している人も多いはず」と分析。さらに、コロナの影響でリモートワークが増えたことで「週2〜3回の出社という方も多いはず。なのに販売を終了してしまうのは、時代の流れに逆行しているのでは」と指摘した。

森永卓郎

また「お得意様にちょっとおまけをつけるのは日本の文化。週2、3日しか利用しないとしてもお得意様であることはかわらない」と持論を述べた。そして番組では独自に、電車の「普通回数券」を今でも利用しているのか、リスナーを対象にアンケートを実施。「いまでも利用している」という人が20%で、およそ5人に1人が利用しているという結果となった。

関連記事(外部サイト)