「刑務所で悠々自適」習近平国家主席に“粛清”された中国の政治家たちの意外な好待遇

日中問題に詳しい評論家・石平が8月2日(火)、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。中国・習近平国家主席による政敵“粛清”の意外な現実を語った。

1日、中国・北京の天安門広場で開かれた中国共産党創立100年を記念する式典で演説し、拳を突き上げる習近平党総書記(国家主席)[中国政府のニュースサイト「中国網」の中継動画より]=2021年7月1日 写真提供:時事通信

中国では先月27日までの2日間、共産党最高指導部や地方トップらによる重要会合が開かれていた。そのなかで習主席は、党トップとして異例の3期目続投に意欲を示したとされる。習主席をめぐっては、これまで自身の政治基盤強化と安定を図るため、「反腐敗運動」や「綱紀粛正」と称して、約25万人にも及ぶ党内敵対派閥の政治家ら政敵を“粛清”してきた。

石は、“粛清”とは公職を奪い刑務所に送り込むことだと説明。これについて辛坊が「刑務所に入れられた人たちは、その後どうなっているんですか?」と尋ねたところ、石は「みんな刑務所で悠々自適にしているんじゃないか」と素っ気なく答えた。

石によると、中国共産党政治局員以上の幹部が入る、北京市郊外の「秦城(しんじょう)監獄」は特別待遇のある刑務所で、鉄格子などはなくテレビが見られて、専任のコックによって美味しい食事が提供されるという。石は「俺だって入りたくてしょうがない」と、その厚遇ぶりを皮肉った。刑務所には「第二の共産党政治局会議ができる」ほど要職が多数収容されているとも語った。なぜそこまで待遇がよいかについて、石は「相手をつぶして刑務所に送ったときにひどい待遇をさせていたら、今度、自分が入ったときにどうされるか」を考えているためだと指摘した。

中国・天安門

そのうえで、習主席が3期目を目指す理由として、今やめると自身がどのような目に遭うかわからず、身に危険が及ぶためだと説明した。

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