米・ペロシ下院議長 訪台の背景に「選挙区事情」も 辛坊治郎が指摘

辛坊治郎が8月3日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。ペロシ米下院議長が台湾を訪問した背景について「選挙区事情」もあると指摘した。

米・ペロシ下院議長、台湾訪問 2022年8月2日 台北  (C)Taiwan Foreign Ministry via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ

中国の習近平国家主席をはじめ、中国政府高官や中国軍の度重なる脅しとも取れる発言や、アメリカ国内からも出ていた慎重論を押しのけ台湾を訪問したペロシ米下院議長。その訪問劇について辛坊は「ペロシという人は筋金入り」と語り、ペロシ氏が「天安門事件(1989年)」に対する抗議のため、1991年に同僚議員らとともに天安門広場で横断幕を掲げたことに言及。

「そのくらい筋金入り」と述べる一方「私はそれが理由だと思いたくない」「この人は自由であるとか、民主主義であるとかに関して確固とした信念を持っている人だと信じているが」と断ったうえで「実は(ペロシ氏の)選挙区事情もある」と指摘した。ペロシ氏の選挙区にはサンフランシスコの中華街が含まれており、辛坊は「アメリカの中華街の人は、今の中国共産党が嫌で逃げ出してきた人が結構中心にいる。その人たちもアメリカ国籍を持っており有権者」とし、続けて「自分の選挙地盤の有権者の元中国の人たちは、中国共産党にきわめて批判的。そういう選挙地盤を抱えている人だということも背景にあるから、逆に自分の思いを言いやすいというところもある」と語った。

また、25年前のギングリッチ米下院議長の訪台については「この時、事情はまったく違った。この時は、台湾を訪問する直前に中国を訪問していて、台湾と中国本土が緊張関係にあったときに、むしろ中国本土からのOKを取りつけたうえで、緊張緩和のために台湾を訪問している」と解説した。

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