内閣改造は“消費増税”へのカウントダウンか 第二次岸田内閣の“本当の狙い”とは

経済アナリストの森永卓郎が8月10日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。第二次岸田改造内閣について、その目的、そして今後の増税の可能性について言及した。

【第2次岸田改造内閣 組閣】臨時閣議に臨む岸田文雄首相=2022年8月10日、首相官邸 写真提供:産経新聞社

岸田総理大臣はきょう、内閣改造と自民党の役員人事を行う。全19閣僚中14ポストを入れ替える一方で、閣僚経験者を多く登用する見込み。連日報道されている旧統一教会の問題で支持率に影響している岸田内閣。内閣改造によるイメージ払拭など、岸田内閣の狙いはどこにあるのか。森永卓郎が解説した。

森永によると、今回の内閣改造の1番の目的は、旧統一教会との関係について。森永は「自民党内で旧統一教会と関わりがあった議員は多いといわれているが、はっきりとはわかっていない。だが、中でも強い関係性があったといわれる議員は内閣から排除されている」と分析。

そして2番目の目的は、安倍元総理と仲の良かった議員を“ちょっと遠ざける”こと。森永は「安倍さんととても親交が深かった萩生田光一さんは経産大臣の続投を希望していたが、自民党の政調会長になった。経産大臣として萩生田さんを閣議に入れると総理と密接な関係になるため、毎回いろいろと意見を言われてしまう」と、持論を述べた。一方、安倍元総理と2番目に仲の良かった高市早苗氏は、政調会長から経済安全保障担当相へ。森永は「経済安全保障担当相は、直接行政とがっつり組むというわけではないので、中心からちょっと外れる」と話した。

国会議事堂

そして、今回の内閣改造について、森永が一番注目しているのが留任となった「財務大臣」の鈴木俊一氏について。森永は「鈴木さんはバリバリの麻生派。当初、鈴木さんは財務大臣を代わるのではと言われていたが、留任。そして今回の内閣の中で唯一、財政出動積極派だった高市さんは、財政について口出しできない経済安全保障担当相になった。これは何が起こるかと言うと、結果的に財政“超”緊縮内閣になる。もしかしたら消費税増税という話も出てくるかもしれない」と今回の内閣改造の“狙い”について解説した。

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