米中首脳会談 中国国内では「習国家主席がいかに歓迎されているかを報道。米国内の中国人を総動員したのでは」 駐在記者が報告

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AIざっくり要約

  • 中国国内報道では習主席が米国で歓迎されている様子が報じられた。
  • 記者は米国内の中国人が総動員された可能性があると報告。
  • 中国では習主席訪米時に抗米戦争ドラマ放送を見送った。

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日本経済新聞中国総局長の桃井裕理氏が11月16日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。15日(日本時間16日)、アメリカ・サンフランシスコ近郊で行われた米中首脳会談について、「中国国内では、習近平国家主席がアメリカでいかに歓迎されているかが、ずっと報道されていた。アメリカ国内の中国人が総動員されたのではないか」と報告した。

訪米した中国の習近平国家主席の宿泊施設前で歓迎する中国系住民ら=2023年11月14日、アメリカ・サンフランシスコ 写真提供:時事通信社

訪米した中国の習近平国家主席の宿泊施設前で歓迎する中国系住民ら=2023年11月14日、アメリカ・サンフランシスコ 写真提供:時事通信社

日本時間の16日午前4時過ぎから、アメリカのサンフランシスコで、米中首脳会談が約1年ぶりに開催された。昼食をはさみ、約4時間行われた。軍同士の対話を再開することなどで合意。また、習近平国家主席は台湾統一に関し意欲を示し、アメリカの台湾への関与を牽制した。

桃井)中国国内では、習近平国家主席がアメリカでいかに歓迎されているかが、ずっと報道されていました。おそらくアメリカ国内の中国人が総動員されたと思われるのですが、習国家主席を乗せた車が通る沿道では大きな中国国旗を振る人や、歓迎の横断幕などであふれ返っている映像が何度も流されていました。

中国国内では少し前まで「アメリカはけしからん」といった報道の論調が多かったです。ところが、首脳会談の直前ごろからは「中米関係の改善がいかに大事であるか」「中国のためだけではなく、世界のために中米関係の改善が大事だ」「その中米関係の改善を習先生が担うんだ」といった論調が醸成されてきました。こうした中、ちょっと面白いことがありました。

今週、中国国営中央テレビで大型ドラマが放送される予定でした。朝鮮戦争、つまり中国側からいうと抗米戦争の中国人なら誰でも知っている有名な激戦を素材にしたドラマです。一流の役者が出演し、13日から放送されることが予告されていていたのですが、何の案内もなく放送されませんでした。放送が延期されたのだと思います。習国家主席がアメリカを訪問するタイミングで抗米戦争のドラマを放送するのは、さすがに政治的に正しくないだろうということで引っ込めたのでしょう。そんな出来事がありました。

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