いますぐ国民全員に100万円配布すべき! 森永卓郎が提言

経済アナリストの森永卓郎が、7月31日放送の「垣花正 あなたとハッピー!」に出演し、日銀が金融政策決定会合で決めた金融緩和の維持についてコメントした。

 

日銀は、金融政策決定会合を開き、現行の大規模な金融緩和を維持することを賛成多数で決定。アメリカやヨーロッパが、金融緩和にかじを切る方向の中、様子見の姿勢を示した形となった。ただし、2%の物価上昇目標に向けた勢いが損なわれるおそれが高まる場合には、躊躇なく追加的な緩和を行う方針だ。これについて森永は、

「口先では追加で金融緩和を行うといってますが、これは非常にマズイ状況。アメリカもヨーロッパも、今後、景気が悪くなってきて、金利をドンドン下げていくんです。結果として、日本だけが金融緩和を行うと、日本円が相対的に有利になるので、世界中で日本円を買う動きが起こるわけです。その結果、とんでもない円高になってしまうんですよ。2012年の11月頃、民主党政権末期の時代に、1ドル79円の超円高になって、日本中、派遣切りの嵐になったことがあります。あれの再来となってしまうので、マズイわけです」

と指摘。では、日銀はどうしていけばいいのだろうか。

「まず、なぜ日銀が身動きを取れないかというと、既に国債を40数パーセント買っていて、これ以上買うと、国債のマイナス金利幅が大きくなってしまいます。金利のマイナス幅が大きくなると、地方銀行やゆうちょ銀行がやっていけないくなるわけです。これ以上、買う国債の弾がないんです。解決策としては、国債の弾を出すこと。簡単です。国民1人当たりに100万円ずつ配って、財政赤字を出して、その分の国債を日銀に買ってもらうこと。こういうことをなぜ誰も言わないんだろうと。財務省がド渋ちんだからですよ。ポイントやら商品券やらじゃなくて、国民全員に100万円配れば、すごいことがおきますよ」

 

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月-木 8:00-11:30

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