即位祝賀パレード延期へ〜安倍総理、菅官房長官も悩んだ結論

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月18日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。天皇陛下の即位パレード「祝賀御列の儀」が延期されたニュースについて解説した。

【祝賀御列の儀のオープンカー公開】「祝賀御列の儀」で天皇、皇后両陛下が乗車されるオープンカーが、報道陣に公開された=2019年10月7日午前、皇居 写真提供:産経新聞社

即位祝賀パレードは11月10日に延期へ

政府は天皇陛下の即位に伴って10月22日に予定していた祝賀御列の儀を、11月10日に延期する方針を決めた。18日の閣議で正式に決定するということだ。

飯田)速報が17日辺りから出て来て、そういう流れになっております。台風19号の甚大な被害も、その理由として挙げられております。

宮家)当然だろうと思います。おそらく大方の方向としては、国民のみなさんそう思っているのではないでしょうか。これは国事行為ですから、内閣の助言と承認が必要でして、内閣は正しい助言をしなくてはいけません。私は正しかったと思います。

飯田)今回の一連の即位関連行事、即位礼正殿の儀や、レセプションパーティーである饗宴の儀はやると。

宮家)どこかで線を引かなくてはいけませんからね。全部やめたら、いつまでたってもできなくなってしまうかもしれませんし、そこはやはり22日にやるべきことと、遅らせるものもあるということで仕方ないのではないですかね。

飯田)東京で仕事をしていますと、各都道府県のいろいろなところから警察の方が来ていて、いま警備をしているという状況ですね。

宮家)サミットのときと同じ状況ですけれども、全国から来てくれているわけですよね。大変だと思いますよ。

飯田)11月10日に延期ということですけれども、その辺りの内幕なども新聞に出ていて、総理や菅官房長官も随分悩んでいたと。

宮家)悩むでしょう。しかし、そういう姿勢を示すということは、僕は大事なことだと思います。被災された方の気持ちを考えたら、何事もなかったかのようにできるはずがないでしょう。

飯田)そうですよね。上皇・上皇后両陛下も災害があると、何度も現場に足をお運びになりました。それに足も膝もお悪いなかで、一緒にお座りになって話をお聞きになられていました。

宮家)それがあるべき姿で、素晴らしいと思うのですけれど、やはりそれと同じようなことを今後も続けていただかなくてはいけないわけです。こういうことであれば、延期できるものは延期して、できるだけ多くの方々にお祝いの気持ちを持っていただく形で別途行っても問題はないと思いますけれどね。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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