「ながら運転」厳罰化も、未だ追いつかない法整備

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月2日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。「ながら運転」の法整備について解説した。

ながら運転の一例。自動車を運転しながら携帯電話の画面に視線を向けたり操作している。明確に法律で禁止されている行為(ながら運転-Wikipediaより)

「ながら運転」今月から厳罰化

車の運転中に携帯電話などを操作する「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法が1日に施行された。ドライバーがスマホを操作しながら運転した死亡事故が相次ぎ、遺族らが罰則の強化を求めていた。

飯田)通話のみならず、メールやアプリの操作なども携帯電話使用に問われ、従来の5万円以下の罰金から、6ヵ月以下の懲役または10万円以下の罰金に引き上げられたということです。

須田)「ながら運転」をしている人が事故に遭うだけでなく、周囲にも影響を及ぼすということで、厳罰化の流れは致し方ないのだろうと思います。「ながら運転」だけではなく、歩行者の「歩きスマホ」や自転車に乗ってのスマホ操作はヒヤッとします。事故に遭ったときに、普通だと力関係上は自動車の方が悪いとされますが、最近は必ずしもそうではないようです。「歩きスマホ」をしていて、赤信号に気づかずに事故に遭った場合、車の責任度合いはかなり低くなっているようです。

飯田)赤信号を無視して入って来るなどしたら、責任は当然問われるわけですよね。

須田)これまでは前方不注意ということで、車の分が悪かったのだけれど、それが逆転しつつあるようです。その点はスマホを操作する人も認識すべきです。ただ、スマホをナビとして道案内で使っている場合もありますから、その辺りの線引きをどうするのかが気になります。

飯田)自転車などには専用のホルダーみたいなものがあって、それを見ながら運転している人はいますよね。前を向くにしても、目線を切ってしまいますからね。

須田)車を運転しながらテレビを観てはいけないのと同じだと思いますけれどね。

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」

まだ法律がカバーできない部分も多い

飯田)まだ法律が追いついていない部分があるかもしれませんね。

須田)そういうなかでUber Eats(ウーバーイーツ)など、スマホで指示されながら配達するケースが増えていますよね。

飯田)ずっとスマホを見ているので、歩道で歩いていても「危ないな」と思うことはあります。

須田)しかも急いでいますからね。技術の進歩や新しいビジネスの形態が出て来て、警察も自転車専用道路の整備をして、歩行者との事故を防ぐような。ただ、そこに車が駐車されるなどの問題もあります。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00
≪コメンテーター≫9(月)須田慎一郎/10(火)有本香/11(水)高橋洋一/12日(木)鈴木哲夫/13(金)佐藤正久 参議院議員(青山?晴 参議院議員 アメリカから電話出演)

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