家庭内感染を防ぐには〜感染症専門医が解説 新型コロナウイルス

4月20日のニッポン放送「DAYS」(月曜パーソナリティ:安東弘樹)に、日本感染症学会の専門医で東京歯科大学市川総合病院呼吸器内科の寺嶋毅教授が出演。新型コロナウイルス感染症の対策について番組リスナーからの質問に回答・解説した。

公共・共有スペースでのうがいは好ましくない

東島衣里アナウンサー)神奈川県伊勢原市にお住まいの53歳の会社員“アクアフェリオ”さんからいただきました。「新型コロナウイルスに感染している人がうがいをしたら、うがいの飛沫で感染しませんか? 給湯室のコップの横でうがいをする人がいて気になります」

寺嶋)うがいのときに咳き込んだり、どうしても“ゴロゴロゴロ”とした時のはずみで唾液や飛沫が飛んだりする可能性がありますから、みんなが使うような洗面所や給湯室でのうがいは、いまは好ましくないと思います。

安東)影響があるということですね。どのように対策すればよろしいでしょうか。

寺嶋)うがいはできればご自宅で、特に外出から戻ったときにされたらいかがかなと思います。

安東)公共の場では避けて、帰宅してからするということですね。

東島)“アクアフェリオ”さんの質問で言うと、給湯室のコップの位置というものを改めた方がいいかもしれませんね。

家庭内での感染を防ぐためには

東島)さいたま市にお住まいの48歳“みはしのマイケル”さんからいただきました。「中学生と高校生の子どもがいる4人家族ですが、家庭内感染を防ぐにはどういう対策をしたらいいですか?」といただきました。

安東)これも難しい問題だと思いますが、どのようなことに気を付ければいいですか?

寺嶋)ご心配されているように、ご家族での感染というケースが数多く報告されています。まずいちばん大事なのは、どの方も毎日体温を測ったり、嗅覚や味覚など自分の体調がいつもと変わらないか注意されたり、家族それぞれが外から持ち込まないよう手洗いやソーシャルディスタンスに気を付ける。

そうは言っても「誰かがかかった」あるいは「かかっているかもしれない」という状況のときは、まず体調の悪い方はできるだけ自分の部屋にいていただいて、食事も分けた方がいいです。家族での団らんや会話もあるかもしれませんが、その際はやはりマスクをした方がいいです。あとは普段からみんなが使うようなトイレのドアノブはよく消毒し、もちろん食器も使い分けて、疑わしい人の食器は使い捨てのものにする。そして、皆さんの部屋の換気をよくするといったことをやっていただいて、家族内での感染がないようにしていただきたいと思います。

関連記事(外部サイト)